近年の超個人的読書メモ。

2019年もあと一日と少し。

先日、いつも仲良くしていただいている方がエッセイで、私も楽しみにしていた「本のベスト5」を発表してくれました。

私も、今まだ読めずに積んである本がある程度はけたら、参考にさせてもらおうと思っています。


そんなこんなの今日、年末だし、私も「本・全部(笑)」を書き留めておきたい気持ちになりました。

今年に限ると少ないし、数年に広げてもベストをいくつか選ぶほども読んでないので、単なる超個人的な読書事情メモです。感想もほとんど書きません(笑)。


●2016年

ひたすら辻仁成の「右岸・上」を読んでいた?

江國香織の「左岸」と対を成していて、女性側、男性側それぞれで平行する物語なのだけど、同じ二人によって書かれた「冷静と情熱の間」の時に比べて、辻仁成の男性側の話が私にはぐいぐい来なくて、時間さえあれば積極的に手に取るというふうに読み進められなかった。おかげで、読書をあまりしなかった年になってしまう。


●2017年〜2018年3月終わり

前年12月にやっと「右岸・下」へ。そして、この1年もずっとこれに手こずる。


●2018年3月終わり〜8月

「右岸・下」をやっと読み終わって、遅ればせながら村上春樹の「1Q84」を。久しぶりに春樹さんの長編。何作ぶりかに、「ちょっと今までと毛色が違う?」という感じが。


●同年8月中旬

Twitterで重版かかりまくりの大人気作と騒がれていた「ボクたちはみんな大人になれなかった」(燃え殻)を。

青春を思いながら、まあまあ楽しく読んだ。


●同年8月下旬〜11月末

知り合いが自費出版した「操翼士オリオ」という本を。ふだんはあまり読まないジャンル(SF? SFファンタジー?)だけど、知ってる人が書いてると思うと興味が湧いて。うまく書かれていて、感心した。


●同年12月

「満願」(米澤穂信/ミステリーの短編集)。私がドラマで見て面白かったと言ったら、夫が原作を見つけて買ってきた。けっこう好きだった。


●同年12月29日〜2019年3月中旬

「村上ラヂオ2」(村上春樹/エッセイ)。いつも通り、春樹さん自身を感じながら。


●2019年3月16日〜7月中旬

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹)。

私は堪能したけど、書籍の通販サイトのレビューでは悪評も多かった。

読み終わって、謎解きや解説サイトを見まくった。


●同年7月13日〜8月10日

「女のいない男たち」(村上春樹/短編集)。

いつも通り楽しく読んだ。


●同年8月9日〜

「かなわない」(植本一子)。忙しかったのと2段組みというのもあって、現在半分くらい。冬になってからは読書の時間自体が取れてない。


【2019年・番外】

カクヨムで、たくさんの人の作品を読む。おかげで触発されたりして、自分でも書き始めるという、トンでもないことが起こっている。


来年は、もうちょっと紙の本も読みたいな。

今、10冊くらい、読めてない本が積んであります。。。

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「書く」と「読む」の、ほんの個人史(カクヨムのことも) たまきみさえ @mita27

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