第2話 王様!

おっあそこが王都か

よっと、人が並んでるな、入国審査かなんかかな?

「あのここが最後尾ですか?」

「あぁここが最後尾だ、あんちゃん並ぶの初めてか?」

「はい、ずっと山に住んでたので」

「そか、俺はニイナ・カイナだ、ニイナって呼んでくれ」

「クオン・リズです。よろしくです」

「おっ次は俺の番だ、んじゃっ」

そう言いニイナさんは先に行った

次は俺か、

ん?なんか慌ててんな、


ドドドドドドドド


なんだ?

「クオン・リズ様、王がお待ちですお乗り下さい!」

王が待ってる?俺を?なんでだろ?行くだけ行ってみるか


おぉーここが城の中か!

「よく来てくれた 久しいなクオンくん」

久しい?えっ?俺この王様と会ったことあったっけ?

「覚えてないのも無理はない、君が小さかったときだからね」

小さいとき……うーん、あっ!

「もしかして、トムおじさん?!」

「覚えててくれたか」

「ってことは、そこの2人はキャル姉ちゃんに、ジーク兄ちゃん?!」

「久しぶりですね、クオン」

「ニヒヒ、久ぶりだな元気にしてたか?クオン」

「えっ?どゆこと?」

「ん?シルとミーナに聞いてないのか?」

えっ?誰?あぁーじいちゃんとばあちゃんの名前だ

てか、そんなこと聞いてないんだが。

「まぁいい、名乗っておこう私の名は、トム・フォト・ミラだ、シルとミーナは私の昔からの親友ともだ」

「んで、なんで俺を連れてきたの?」

「ハハハハ、君は私が王だと知っても態度を変えないのだな」

「えっ?だってトムおじさんはトムおじさんでしょ?急に態度を帰るとか無理だよ」

「そうか、では本題に入ろう、君は冒険者になるために王都に来たのだろ?悪いが君には冒険者になる前に学校に入ってもらいたい」

「学校に?!どうして?」

「シルからの頼みでな、常識がなく友達もいないだから、学校に入れてやってくれと、どうだ?学校に入ら…」

「うん、良いよ、俺いないから友達欲しいし、冒険者になる前にきちんと常識知っとかなくちゃだし」

「そうか、では1ヵ月後に魔法騎士学園の試験がある、君にはそこに入ってもらう」

「説明は2人に任せた」

「試験はは筆記と実技で行ってもらいます」

「筆記は人数ごとに各場所に別れて行われ、実技は自分が希望した魔法か、騎士の2つの分野で試験を行う」

「魔法は室内訓練場で魔法を披露し試験管が点数を付け、騎士は受験者同士で戦ってもらいます」

「クラスはS、A、B、C、D、Eの6つのクラスがあってSクラスが12人、他の5クラスは30人と、クラスが分けられる」

「クラスの決め方は、魔法は筆記、実技の合計点が高い順にSクラスから入ってもらいます」

「騎士は戦いに勝った順、筆記の点数でSクラスから入ってもらう」

「以上が説明に、なります、あと学園内では貴族や王の権利は一切通用しません」

なるほど、まぁ頑張ってみるか!

「説明ありがとう、キャル姉ちゃん、ジーク兄ちゃん」

1ヶ月が、楽しみだなぁ


あっそうだ!

「あのさ、話し変わるんだけど、このスモール・ドラゴンっていくらで買い取れるかな?」

えっ?なに?どうしたんだ2人共

「ク、クオンこれは貴方がやったのですか?」

「マジかよ、クオン」

いや、マジでなんなんだよ!

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異世界に転生して現在最強です! 野辺 凛 @Kazuo9651

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