防衛省将来戦闘機開発計画に基づく航空自衛隊次期主力戦闘機「F-3」のスペックを妄想してみた(単発)

コノザワ

三菱重工業 F-3A多目的ステルス戦闘機 "フェザント"(F-3A Multirole Stealth Fighter "Pheasant")

 空自は航空機に正式な愛称をつける習慣は無いが、海外から「フェザント(Pheasant=雉)」等の非公式的な愛称が付けられている。


<性能諸元>

全長:17.3m

全幅:12.05m

全高:3.77m

空虚重量:約14,800kg

通常離陸重量:約20,000kg

最大離陸重量:約35,000kg

ペイロード:約8,000kg

動力:石川島播磨(IHI) F9-1 低バイパス比ターボファンエンジン×2基

推力:

 ドライ:11,001.2kg×2(計22,002.5kg)

 アフターバーナー:14,998.0kg×2(計29,996.0kg)

推力重量比:1.10

最大速度:‪2,451km/h(マッハ2.0‬)

巡航速度:‪1,963‬km/h(マッハ1.82)

戦闘行動半径:1,067km/576海里

航続距離:2,960km/‪1,600‬海里(追加増槽×2使用)

フェリー飛行時航続距離:3,219km/‪1,738‬海里

実用上昇限度:19,812m

翼面荷重:375kg/㎡

機体寿命:6,000~8,000時間(30年間)※改修によって8,000時間の延長が可能という説も

荷重制限:-3.0/+9.0G

主翼ハードポイント数:6(一番外側は空対空ミサイル専用)


<固定武装>

・JM61A2 20mmバルカン砲×1(装弾数450発)


<搭載兵装>

※空自で採用されている兵装のみ記載。規格が一致すれば米軍の兵装も使用可能。

―空気取り入れ口側面ウェポンベイに搭載―

・AIM-9L サイドワインダー 短距離空対空ミサイル×2発

・AIM-9X サイドワインダー2000 短距離空対空ミサイル×2発

・04式空対空誘導弾(B)/AAM-5B 短距離空対空ミサイル×2発

―胴体下ウェポンベイに搭載―

・99式空対空誘導弾(B)/AAM-4B 中距離空対空ミサイル×2発

・04式空対空誘導弾(B)/AAM-5B 短距離空対空ミサイル×4発

・AIM-7E/F スパロー 中射程空対空ミサイル×2発

・AIM-120C-7 AMRAAM 視程外射程中距離空対空ミサイル×4発

・14式空対空誘導弾/AAM-6 視程外射程中距離空対空ミサイル×4発

 99式空対空誘導弾/AAM-4及びAIM-7F/Mの後継として、三菱重工が開発した中距離空対空ミサイル。実質的にAIM-120 AMRAAMのコピーだが、F-3Aのウェポンベイ搭載の為に安定翼等の形状が異なっている。将来的には本機等の後継となる国産戦闘機にも搭載される予定である。

・93式空対艦誘導弾/ASM-2 空対艦ミサイル×2発

・16式空対艦誘導弾/ASM-3 空対艦ミサイル×2発

・試製20式空対艦誘導弾/XASM-4 空対艦ミサイル×4発

 F-3での運用を前提に並行開発された新型空対艦ミサイル。最大の特徴はF-35用の対艦ミサイルであるJSM及びLRASMと異なり、兵器槽に4発内蔵する為に威力を落とす事無く小型化されている事である。この点に関してはAIM-120 AMRAAMと同じ。

・GBU-39 SDB 精密誘導爆弾×4発

・GBU-12 ペイブウェイ500ポンド精密誘導爆弾×2発

―主翼下パイロン―

 装備するとステルス性が犠牲となる為、主に空対艦戦闘時の装備となる。

・AIM-9L サイドワインダー 短距離空対空ミサイル×4発(連装パイロン使用)

・AIM-9X サイドワインダー2000 短距離空対空ミサイル×4発(連装パイロン使用)

・99式空対空誘導弾(B)/AAM-4B 中距離空対空ミサイル×2発

・04式空対空誘導弾(B)/AAM-5B 短距離空対空ミサイル×4発

・AIM-120C-7 AMRAAM 視程外射程中距離空対空ミサイル×4発(連装パイロン使用)

・14式空対空誘導弾/AAM-6 視程外射程中距離空対空ミサイル×4発

・93式空対艦誘導弾/ASM-2 空対艦ミサイル×2発

・16式空対艦誘導弾/ASM-3 空対艦ミサイル×2発

・試製20式空対艦誘導弾/XASM-4 空対艦ミサイル×4発

・AIM-7E/F スパロー 中射程空対空ミサイル×2発

・Mk.82 500lb通常無誘導爆弾×2発

・91式爆弾用誘導装置/GCS-1×2発

・ドロップタンク×2基

<アビオニクス>

・J/APG-3 AESA型多目的レーダー

・AN/APX-126(V) 先進敵味方識別装置

・J/ASW-30 データリンク装置

・J/ARC-801 VHF/UHF通信装置

・J/AAQ-2 電子式光学照準装置

・J/ASQ-3 統合型防御電子戦装置

・J/APR-5A レーダー警戒装置

・AN/ALE-53J チャフ・フレア・ディスペンサー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

防衛省将来戦闘機開発計画に基づく航空自衛隊次期主力戦闘機「F-3」のスペックを妄想してみた(単発) コノザワ @konozawa

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ