第7話 KAC6 最後の3分間
はいはいカップラーメン!
誰でも思いついたはず。
でも、そこからどう話を構成するか。膨らませるか。得意ジャンルに落とし込めるか。
それができないんだったらカップラーメンではなく他のネタを考えた方がいい。
スポーツ物が得意な人なら、ボクシングとかサッカーのアディショナルタイムとか、割と題材は豊富かもしれない。
全然関係ないけど、このお題で書いていた頃にコンビニで売っていた北極ブラックカップラーメン、見なくなってしまった。辛すぎて顧客ウケが良くなかったのでしょうか?或いは自分が住んでいるのが田舎過ぎて入荷しないだけなのか。まさか、熱湯5分という待ち時間のちょっとの長さに我慢できなくなったということは無いだろう。他にも5分待ちカップラーメンは多数ありますしね。
そんな中でオススメ作品はこちら。
朝張線を救った最後の三分間(KAC6) つとむューさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888932290
名前は変更してあるけど、北海道の夕張支線をモデルとしている作品。
で、その現実の夕張支線は、KAC企画実施中の2019年3月31日の最終運行をもって廃止となってしまいました。
私は去年のうちに乗りに行ってきました。
廃止されるローカル鉄道なんて、何も無い山の中を縫うように走るものです。だから需要が無いんだけど、それだけに鉄道旅情がある。
本作品は、そんな寂寥感とともに、最後の三分間に何が見えるのかを上手く描いていて、いい感じです。
どうしても、観測範囲が狭いですね。私のヨム方のキャパシティもそんなに大きくないので、あまり読めていない。なので、読むとしたら知り合いのが多くなってしまう。
なので、逆に、多数ある作品の中から自作を読んでくださった方は、とてもありがたいですね。
ということで、自作。
前回、ホラージャンルで女性キャラがバッドエンドという話を書いたため、バランスを取るために女性キャラがハッピーエンドになる話を軸に考えました。
合成樹脂のシンデレラ kanegon
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888930071/episodes/1177354054888930078
ネタバレを含むかもしれないので、作品を先に閲覧しておいてください。
ジャンルとしては、恋愛、あるいは、現代ドラマ、でも良かったけど、ファンタジー要素として魔法が出てくるので現代ファンタジーとしました。
最後の階段は、長さ的に考えて、1分じゃ降れない。慣れた靴で全力で走って5分とかだと、そこまでいくとエレベーター設置されるだろうし。ということで間を取っての3分です。ややヒヨっているけど、まあこんなもんでいいでしょう。
カクヨムでは、ラブコメと恋愛は別ジャンル。
ラブコメは男性向けの恋愛作品で、恋愛は女性向け。
恋愛を想定して書いた作品なので、主人公は冴えない女性。で、女性向け恋愛モノのお約束として、ヒーローがヒロインに対して「いい目をしている」みたいなことを言うのですが、それを盛り込むために主人公の乱視を設定し、乱視だからメガネをかけているという設定にしました。
言うまでもないことですが、この作品のテーマは、外見だけで判断してはいけない、ということです。
あと、この作品は、牧野 麻也さんのエッセイの中でもご紹介いただきました。ありがとうございます。
KACと私。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889092933/episodes/1177354054889137718
更に、くろまりもさんのエッセイでもご紹介いただきました。こちらもありがとうございます。
KACで振り返るお題小説のネタ出し方法と振り返り
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889114569/episodes/1177354054889172269
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