青い地球の片隅で起こった奇跡

もうすぐ終わる世界の片隅で、少年と少女の間に起こった奇跡の物語。
これはそういう物語なんじゃないかなと勝手に思っています。
読み始めたときからずっと、文章の端々から感じていた透き通るような青の正体が分かった時、この物語の壮大さに鳥肌が立ちました。
終末を迎える閉塞感の中に、確かな希望を見出せる素敵な作品です。

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