Advance

荒音 ジャック

第1話・Lady go !

 今回のコンテストの募集を見た時には、既に1日目のお題の募集が終わった頃だった。

 だが、夜遅くでしかも仕事帰りで疲れていた俺はそんなことにも気づかず、作品を書いて投稿していた。

 それからも作品投稿の遅刻を数回して、ようやく間に合うようになったが、流石に賞は取れなかった。

 ただ、今回の参加で思ったことは、やっぱり参加したことに、後悔の念があったこと……

中学時代に学校でコッソリ書いていた作品をクラスの生徒に読まれて、ウケは良かったものの、何だか恥ずかしかった時の事を思い出したからかもしれない。

 正直なことを言うと、最初は後悔はしていた。出来れば時間をかけてもっとちゃんとした作品にして投稿することが出来ず、中途半端な作品を書く人だと思われたんじゃないかと言う不安があったからだ。

 でも、今回のコンテストで得られたモノは大きかった。カクヨムで活動して初めてエピソード応援やレビューコメントを貰うことができたし、今年の目標である総計PV数100越えまで一気に近づくことが出来た。

 小説家としての自分を多くの人に知ってもらうためには、自分から前に進んで行かなければならない。

それでも不安に駆られる時はこの言葉を思い出す。

ことわざ「やらずに後悔するより、やって後悔する方がいい!」

不安は前に進むことを躊躇させる。そんな不安を振り払って前に進める言葉だ。

 多分、これからもコンテストに参加する度に後悔はしていくだろう……

でも、俺は積極的にやって後悔していくつもりでいる。その過程で得られた良きモノが、前に進めている実感になるからだ。

 さあ、今回の疲れがとれたら次のイベントや自主企画の参加に向けて新しい作品を書こう。これからも前進あるのみだ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

Advance 荒音 ジャック @jack13

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ