アああああ◯サイクロペディア好きならきっと楽しめるに違いない。これを小説に組み込もうと言う勇気と発想力に才気を感じる作品。
一発ネタをありとあらゆる方法でああああ
こういう実験小説って、どうしても文才がないと成立しない側面があって、思い付きで書き殴っちゃうと、ただの読みにくくて、良くわからない小説になる。だが、この小説は、ちゃんと丁寧に書いてあり、ユーモア…続きを読む
固有名詞が全て「ああああ」で統一された異様、異色、異端のファンタジー。けれども本作は、一発ネタには終わらない面白さを内包している。全員が同じ名前ゆえに際立つキャラの個性。作者の確かな文章力、…続きを読む
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