本日7月26日の「カクヨムからのお知らせ」を見て思ったこと
本日7月26日の「カクヨムからのお知らせ」。複数ありましたが、私にとって最も興味深いのは、これでした。
【カクヨム文芸部、たちあげます!】公式自主企画「ご当地小説大募集!」
https://kakuyomu.jp/info/entry/2021/07/26
このエッセイ記事の原稿を書き始めた18:44の時点で「1時間前」と表示されているので、夕方告知されたお知らせのようですが……。
少し遅くないですか?
いや、ユーザーとしては文句を言うのでなく、むしろ逆にカクヨムを褒め称えるべきなのでしょう。無視されずにきちんと告知されるだけでも「良かった! さすがカクヨム!」と思うべきなのかもしれません。
というのも、ここで話題にされている企画は、企画ページを見ると「2021年7月26日 12:27 作成」となっています。つまり、数時間前から自主企画一覧には載っていた企画だったからです。
私自身は、夕方の時点では、既に参加用の短編を即興で書き上げて投稿。近況ノートでも報告した後でした。
以下「お知らせを見て思ったこと」というより「企画を見て思ったこと」なのですが……。
まず最初に目が行ったのは、企画主のアカウント名。先月の公式自主企画「【カクヨム新テーマ発掘委員会】『音楽』を題材にした作品募集」とは異なり、あの時は「カクヨム運営公式」アカウントで開催されていましたが、今回は「KADOKAWA・K」となっています。
おお! 自主企画の枠内で公式企画を開催できるようなアカウントが、カクヨムには複数あったのですね!
今から約1ヶ月前の6月30日。自主企画一覧を見ていたら、カクヨム運営公式アカウントで、また新しく企画が開催されていることに気づきました。8月31日締め切りの、カクヨム甲子園関連の企画です。
私は年齢的に、カクヨム甲子園には参加できないので、
「ああ、最近『音楽』企画が終わって『来月も何か別テーマで公式企画あるのかな?』と楽しみにしていたのに……。8月いっぱいは新しい自主企画を立てられないから、次は早くて9月になるのか」
と、勝手に失望したものでした。
今日、その失望が吹き飛んだ形です!
ただでさえ自主企画好きな私としては、それが公式企画である以上、ぜひとも参加したいところです。
特に『自主企画好き』として思うのは「自主企画参加は先着10名以内が良い」ということ。
もしかするとスマホの場合は違うかもしれませんが、PCから自主企画ページを閲覧した場合、右側の「参加者」欄に10名まで常時表示されます。先着順です。
自己顕示欲云々とは別に、小説投稿サイトでは、まず作品の存在を知ってもらわないと読んでもらえません。作品そのものだけでなく、作者の名前を知ってもらうことも、作品を知ってもらうことに繋がるでしょう。
ましてや、今回は公式企画です。普通の自主企画以上に、企画ページを訪れるユーザーも多そうです。名前を売るチャンスではないでしょうか。
……という、少し
企画を見つけた午後の時点で、とにかく急いで参加したいと思いました。
募集されているのは、ご当地小説。
説明では、
>目になじんだ愛着のある風景、いつか再訪したい場所、記憶の奥のなつかしの故郷、耳に残るやわらかな方言……。
>場所は、どこでもかまいません。
>その土地ならではの空気をまとった小説を書き、それを胸いっぱい吸いこむことで、物語の旅体験をシェアしませんか?
>日本各地、色とりどりの、あなたのなかに広がる景色を、ぜひ読ませてください!
と書かれています。
ポイントの一つは『日本各地』。私の中には『目になじんだ愛着のある風景』や『いつか再訪したい場所』として、アメリカで暮らした思い出も浮かぶのですが、それらは使えないのですね。
そうなると、私にとっての「ご当地」といえば、青春時代を過ごした京都。これまで京都を舞台にした小説はいくつも投稿しており、中でも特に京都らしさが強く出ているのは、この辺りでしょうか。
『俺のケーキはそこにある』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890261477
『人のいない祇園祭』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894497795
あるいは、京都ではなく、本当に生まれ故郷を舞台にした作品ならばこれ。
『はかない恋の花言葉』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054917121824
可能であれば、これらの作品で参加したい企画でしたが……。
残念ながら、それは出来ませんでした。
先月の「音楽」企画同様、本日以降の更新が条件となっていたからです。
仕方なく、急いで即興で一つ、書いてみました。
最初に浮かんだのは「哲学の道へ蛍を見に行った。普通にきれいだった。そこから夜の大文字山に登り、京都市内の夜景を見て、京都タワーの12時消灯も見届けてから、哲学の道に出る形で下山したら……。先ほどは桁違いなほど、蛍が乱舞!」という思い出。でもこれ、事実としては面白くても、どう小説にアレンジするか全く思いつかないので、とりあえず没。またの機会のために、今は寝かせておきましょう。
そこで、別のネタで、まだ小説に使っていなかったのを引っ張り出してきて……。書き上がって投稿したのが、午後2時半ごろでした。
『いつか再訪したい赤』
https://kakuyomu.jp/works/16816700426218424381
キャッチコピーにした「赤い京都」の方がインパクトあるかな、とも思いましたが、企画説明にあった「いつか再訪したい場所」という言葉を活かして、こんなタイトルにしてみました。
カクヨムではタイトルよりキャッチコピーの方が目立つ、という場合も多いと思うので、キャッチコピーの方がインパクトあって構わないですよね。
このキャッチコピー、「赤い」と「京都」という言葉から、なぜか「霊柩車」という単語が浮かぶのは、私だけでしょうか。女優さんでいうと、片平なぎさ。
いや「赤い」で「女優さんでいうと」ならば、山口百恵を思い浮かべるべきでしょうか。
……などと言っても、若い人には通じないかもしれません。
話が逸れました。公式企画の話題に戻しましょう。
企画のポイントの一つとして、
>・今回は紀行やエッセイではなく、物語を募集します。
とも書かれていました。
しかも夕方の「カクヨムからのお知らせ」の方では、その部分が太字で強調されています。
特に【カクヨム文芸部、たちあげます!】とある以上、あくまでも文芸作品が求められているのでしょう。
今回私が投稿したのは、実体験を元にした作品であり、物語性には乏しいかもしれません。ならば、また別の作品を書いて参加したいですね。まだまだ1ヶ月近く期間はあるのですから!
実際に出来るかどうかわかりませんが、ホラーかミステリーか恋愛小説で書いてみたい、と今この時点では考えています。物語そのものの構想は、全くないのですけど。
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