新年の挨拶に代えて ――カクヨムからも「新年のごあいさつ」があったので――

   

 あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いします。


 年末年始はカクヨム運営はお休みかと思いましたが、おそらく予約投稿みたいな機能でしょうか。元旦も「カクヨムからのお知らせ」が掲載されるのですね。


「新年のごあいさつ」

https://kakuyomu.jp/info/entry/new_year_2021


 私にとっては、カクヨムで迎える二度目のお正月です。去年もこんなお知らせあったっけ、と思って過去の「お知らせ」を探したら、去年もありました。私が気づいていなかっただけのようです。


「新年のごあいさつ」

https://kakuyomu.jp/info/entry/new_year_2020


 お知らせタイトルは同じですが、もちろん内容は異なります。読み比べてみるのも一興かもしれません。


 これらに倣って、今回の冒頭の2行だけでなく、私もそれなりの挨拶をしたいのですが……。

 エッセイで細々こまごまと書いてきたので、改めて「2020年は飛躍の年でした」は意味がない気がします。

 そこで、代わりに。

 新年なので、心機一転。今さらですが「はじめまして」的なご挨拶をしておこう、と考えました。本エッセイでも「はじめに」を初回にやっていますが、今思うとあれでは書き足りない気がして……。

 書き足りないと言えば。

 私は「あれも書いておきたい、これも書いておきたい」となって随時加筆するので、プロフィール欄がどんどん長くなっていきます。おそらく最初から最後まで読んでくださる方々はごく少数なのではないか、というくらいに。

 しかし、それが現時点での私の自己紹介です。ちょうど「はじめまして」的な紹介になると思うので、それを以て新年のご挨拶に代えさえていただくということで、ここに転載してみます。



―――― 転載ここから ――――


【カクヨムコン参加中です! 『ウイルスって何ですか?』『緋蒼村連続殺人』『スローライフで謎を解け、釣り好き悪役令嬢!』など、よろしくお願いします】

 自称「ウイルス作家」の素人WEB作家。子供の頃の夢は「推理作家」。約30年前に一度だけ、原稿用紙に書いた短編ミステリを、何かの賞(もう名前も覚えていない)へ応募したこともありました。

 今では投稿サイト経由で色々なコンテストに応募するようになりましたが、切実に「小説家デビューしたい!」と思っているわけではなく、また、そのために努力しているわけでもありません。「頑張ってください」と言われると妙な違和感を覚えるほどです。

 もはや私の執筆活動は老後の余暇であり、「書きたいものを書く」が最優先。それを紙の本として出版するのは「夢見ていること」であり「目指していること」ではありません。現実的な話ではない、と自分でも感じています。


 そんな「趣味としての執筆」という方針には、少しだけ矛盾するかもしれませんが……。

 現在「ノベリズム」(2020年9月オープンの小説投稿サイト)にて、契約作品(「ノベリズム」運営会社と契約した有料小説)を連載しています。これに関しては「頑張ってください」と言われたら「はい、頑張ります!」と素直に返せるでしょう。

 依頼を受けて契約まで交わした上で小説を執筆する、というのは、まるでプロになったような気分。あくまでも『気分』だけで、実際にはプロではないですけれど(笑)。

 カクヨムのイベントで参加資格に『紙媒体で単著での商業出版経験がないこと』と明記されているものもありましたから、プロかアマチュアかのポイントは『紙媒体で単著』。だからWEB連載のみの私は依然として素人作家ですが、私の契約作品に関わる他の方々はプロばかり。イラストレーター様のキャラクターデザイン画像(序盤の無料パートで挿絵として使用)や表紙絵が素晴らしいので、それだけでも是非ご覧ください(有料パートのカラー挿絵はさらに素晴らしく、毎回しっかり背景まで描き込まれています)。



 カクヨムでは作品数が増えてきて、現在、完結済だけで137作品(短編124・中編5・長編8)。短編投稿が多くなりましたが、むしろ完結済長編こそ読んでほしいと願っています。

 イチオシ作品が埋もれてしまうので、ぜひ読んでいただきたい作品を、ここで挙げておきます。

 学生時代・ポスドク時代に学んだ知識や外国で暮らした経験などを活かして書いた、異色の転生ファンタジーです。


『「ウイルスって何ですか?」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889084138

(完結済 全45話、341,933文字



 推理小説が好きな方々には、下記の作品を読んでいただきたいと切望します。

 副題に『転生』という単語は入っていますが、作品内容としては、古典的な本格推理ものです。

 小説家になろうの「第7回ネット小説大賞」「第8回ネット小説大賞」では一次選考を通過しました。


『緋蒼村連続殺人 ――転生したら殺人事件の真っ只中――』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889356374

(完結済 全30話、103,790文字)



 もちろん、上記以外の作品も、読んでもらいたい気持ちがあるから公開しています。

 投稿した全作品はリスト化して、こちらにまとめてありますので、そちらに目を通していただければ、何か一つくらいは、興味のある作品が見つかるかもしれません。


『こんな作品を書いています ――自称「ウイルス作家」の執筆紹介――』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889276921



 なお、最初に『投稿サイト経由で色々なコンテストに応募』と書きましたが、二次選考通過は一度もありません。一次選考通過までですが、複数のコンテストで一次選考を通過した作品もあるので(上記『緋蒼村』は別々のコンテストではなく同じコンテストの二年連続)、それが現時点での一番の自信作になるのでしょう。

 下記の作品は、第1回の「ファミ通文庫大賞」、小説家になろうの「第8回ネット小説大賞」で一次選考を通過しました。


『異世界裏稼業 ウルチシェンス・ドミヌス(1)「桃色の髪の少女」』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889298697

(完結済 全20話、138,735文字)




 以下、普通に自己紹介です。

 2019月4月1日からカクヨムを利用し始めました(準備として登録したのは、その前日です)。

 もともと、個人サイト(プロバイダのサービス終了に伴い既に消滅)で推理小説のようなものを披露し始めたのが、2001年4月。ネット投稿を始めたのが、2007年12月です。投稿サイトを利用し始めた頃は、現在とは別の名義で、二次創作を書いていました。

 その後、数年間の断筆期間を経て、『烏川 ハル』という名前で「小説家になろう」に登録してオリジナル小説の投稿を始めたのが、2018年9月。それから約半年後、活動の場を広げたくて、こちらに登録した次第です。

 現在では、他にも複数の小説投稿サイトに登録しています。書いたり読んだりして楽しむメインを「カクヨム」にして、「小説家になろう」は「ネット小説大賞」というお祭りに参加するため、「エブリスタ」は主に恋愛短編の執筆、「ステキブンゲイ」は一般文芸向けサイトで推理小説を披露したいから、「ノベリズム」は契約作品の連載を中心に、というように使い分けています。




 私は「小説家になろう」では、ほとんど他の方々の作品を読んでいませんでしたが、カクヨムに来てからは、色々と読むようになりました。

 ただし、軽い気持ちで読み始めるので、どうしても『短編』ばかりになります。中途半端なところで終わる『連載中』は嫌ですし、かといって『完結済』の長い作品は、じっくり腰を据えて読む必要がありますからね。そうした作品に目を通すのは、原則として自主企画経由の場合のみになると思います。

 また、読んだとしても、星評価も応援も残さない場合が多いかもしれません。読んだという足跡ではなく「面白いから『応援』したい」という気持ちで、応援ボタンを押しています。私が読んだことはわからずとも、誰かが読んだことはPVでわかるでしょうから、それで十分と思っています。


 評価に関しては、まず原則として、完結していない小説に星は入れません。作品を楽しむ際に一番重視するのはストーリーの着地点であり、「終わっていない物語は評価しようがない」という主義です。

 星評価は、あくまでも私個人の価値観に基づいて『文章評価』を 0 or 1、『ストーリー評価』を 0 or 1、その合計を基準にしています。これだけですと星は二つまでということになりますが、文章であれストーリーであれ、特別に「すごい!」と感じた時にボーナスでさらに一つ、ということで星三つにしています(結構ボーナス判定は甘めかもしれません)。

 この計算方法では『星0』になってしまうけれど、でも、それなりに面白いと思う時に「応援したい」ということで応援ボタンを押しています。

 おそらく、平均よりも厳しい基準で星評価をしているであろうという自覚はあります。ですが「まだ私が知らないだけで、素晴らしい作品はたくさんあるはず。見知らぬ名作には星評価できないから、そうした作品と大きく差がつかないように、ただ『たまたま私が読んだ作品』を甘く評価したくない」という考えです(「読まれさえすれば高評価になる」というのでは「交流した者勝ち」ですからね)。


 私自身、星や応援はもらって嬉しいものですが、このように儀礼的ではなく、本当に価値あるものと思えばこそ『嬉しい』と感じています。

 なので、いただいたからといってお返しをする、ということはありません。ただし、作品を読んでもらったと判明したら「どんな人が読んでくれたのだろう?」と気になるので、一度は相手の作品を読みに行きます。「読む」という意味の「お返し」は期待してくださって結構です。その場合、上述のように原則として『完結済』『短編』しか読みませんので、該当作品がない場合はゴメンナサイ。代わりに、その人の『おすすめレビュー』をチェックしたりします(少しでも趣味嗜好を知るために)。……というのが初期のパターンでしたが、最近は「長編をちょろっと一話だけ読んでみる」というケースも増えてきました。


 上述のように、『連載中』では私からの星は入りませんし、また『完結済』の『短編』であっても、星評価も応援ハートも増えない可能性があります。だから私が読んだという足跡は残りませんが、少なくとも、どれかの作品のPVは一つ増えることでしょう。




 かなり長くなりましたが、最後に。

 書く人間の趣味嗜好は、無意識のうちに、書かれた作品にも反映されると思うので、いくつかのジャンルで「一番好きなもの」を記しておきます(もともと「小説家になろう」のプロフィール欄に書いたものの転載です)。


 好きな漫画:「GS美神 極楽大作戦!!」

 好きなライトノベル:「スレイヤーズ」シリーズ

 好きな海外ドラマ:「Buffy the Vampire Slayer」(私が唯一DVDを2セット [観賞用と保存用] 買った作品です)

 好きな昔のロボアニメ:「ザンボット3」(ガンダムも好きですが、幼い頃に見て強烈な印象だったのは、こちらです。特に、主人公と幼馴染が織りなす人間ドラマが印象的でした)

 好きな推理作家(日本):横溝正史

 好きな推理作家(海外):ジョン・ディクスン・カー(特にカーター・ディクスン名義の方が、好きな作品が多い気がします)


―――― 転載ここまで ――――



 今見ると「なんでこんなこと書いたのだろう?」という部分もあります。好きな昔のロボアニメは普通に有名なガンダムでいいのではないか、と思ったり、好きな漫画・ライトノベル・海外ドラマがどれも「女の子が戦う」系だと改めて気づかされたり……。

 でも消したり書き直したりしていないのは、それも含めて自分いうことなのでしょうね。

 こんな私ですが、今年もよろしくお願いします!

   

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