カクヨムコン(2020年)私の参加状況(その5) ――記念すべき100作品目?――

   

 約1週間ぶりに、短編を書いて投稿しました。昨日執筆で本日投稿です。

 時期が時期なので、もちろん「カクヨムWeb小説短編賞2020」へ応募しておきました。


『カップルだけを狙う幽霊』

https://kakuyomu.jp/works/1177354055452501858


 これで今年の私のカクヨムコン応募数は、長編が9作品、短編が100作品となりました。

 100作品! ついに3桁の大台に乗りました! その記念すべき100作品目が、こんな作品で良いのでしょうか?


 もともとは、ホラー動画を見ていた時に思いついた物語です。その時は「でもこれでは、かなりありきたりな展開だな?」と感じて執筆には至らず、一応はメモファイルとして残しておいて……。

 最初の発想からはかなり変わりましたが、まだオーソドックスなホラー短編です。私の短編は「こんなアイデアはどう?」というのを見せたくて書く場合が多いので、オーソドックスなのは、逆に珍しい。でもたまには、そういうのを書くのも良いのではないか、と思ってメモファイルの中から引っ張り出して、作品にしてみました。


 私はかなりホラー短編を投稿しているのですが、本来ホラーに必須な「怖さ」の部分を書くのは苦手です。「人間が怖い」系はまだしも、幽霊や超常現象が出てくるホラーの「怖さ」、あれが上手く書けません。

 おそらく、そういう怖さって、得体が知れない、よくわからないからこそ、怖いのだと思うのですよね。でも私は、説明不足で意図が伝わらないのは嫌だから、ついつい書きすぎてしまう。結果、わかってしまうから怖さが半減するのではないか。そんなふうに分析しています。

 もちろん、単純に文章力・表現力が乏しいから怖くない、というのもあると思いますけど。

 そんなことを意識しながら書いたつもりなのに、また「あまり怖くないホラー」になってしまった気がします。でも、これが今の私の実力です。恥ずかしげもなく、投稿してしまいました。


 本当は、こんな短編を書いている場合ではない、と頭では理解しています。

 カクヨムコンに応募予定の長編『スローライフで謎を解け、釣り好き悪役令嬢!』は、ずっと執筆を停めたままですからね。「止めた」というより「停めた」という感じです。あと1ヶ月で10万文字まで書けるのかどうか、怪しくなってきました。

 なぜ執筆を停めたかというと、他サイト連載作品の執筆を優先させないといけないから、という理由ですが……。そちらの6話分ずつの原稿用意、少しストックを作ったおかげで前回は6日で出来たのに、今回はストックもゼロになり10日間かかった、という有様。

 でも一回のサイクルが終わると、頭では「これじゃ間に合わない!」とわかっているのに、心では「のんびりしたい。気分転換に、他のものが書きたい」となってしまうのですよねえ……。根が怠け者の私です。

 とはいえ『釣り令嬢』の続きに手をつけたら思いっきり時間かかりそうなので、そちらは控えて、こうして短編を書いたわけです。でも文字数的には、これだって長編の1.5話分。それだけ時間使うなら『釣り令嬢』書いても良かったじゃん、と少し複雑な気分です。

   

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