カクヨムコン関連の自主企画を開催してみました!

   

 このエッセイの序盤で何度も書いた気がするのですが、私は自主企画が大好きであり、自主企画こそカクヨムの最大の特徴だと感じているくらいです。

 今年の最初の方、


私のカクヨムライフ ――カクヨムの朝――

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889095417/episodes/1177354054896066596


 にて述べたように、かつては「毎日カクヨムに来て最初にすることは、自主企画一覧から『本日終了』となっている企画を探す」ということでした(その理由や探した後の詳細に関しては、該当記事に記載しています)。

 そのエッセイ記事の最後に記したように、毎月最終日は膨大な作業となっていましたが……。この習慣、2ヶ月くらい前に打ち切りました。パソコンが故障して何日かカクヨムにアクセスできない期間があって、それを機会に『打ち切り』としたのです。

 正確には『アクセスできない』というより『アクセスしなかった』という方が正しいのですけどね。予備のパソコンを使って、原稿の執筆とかメールとかは出来たのですから。


 ともかく。

 そんな感じで自主企画大好きなので、他人様の企画に参加するだけでなく、企画を開く側にもなっています。

 最近では、埋もれてしまいがちな完結済長編を集めよう、という企画をやっていました。カクヨム全体の中で『埋もれてしまう』ではなく、それぞれのユーザーページの中でも埋もれてしまう、という方々が対象。つまり投稿数の多いユーザー向けです。

 どれくらいを『多い』とみなすか、それは人それぞれだと思いますが、企画としては「投稿作品50以上かつ長編完結5作品以上」という基準を設定しておきました。7月17日に開催して、なかなか人が集まらないので、少しずつ終了日を延長。そのうちに、1月半ばくらいまで延びていたのですが……。

 増えるどころか参加者は減り、とうとう私一人になったので。

 諦めて、逆に期間短縮。早めに店じまいして、新しい企画を開催することにしました。


 というわけで、本日から開催している企画。

 一応、カクヨムコンに関連した自主企画です。

 まあ『カクヨムコン関連』といえば聞こえはいいですが、むしろ『カクヨムコンにかこつけて』というべきでしょうか。カクヨムコンの時期ですからね。

 でも、せっかく一つしか立てられない自主企画ですから、少しは自分の個性を入れよう、と思って……。

 今ならば「カクヨムコンにたくさん応募している」というのが「自分らしさ」だということで、こんな企画を立ててみました。


【求ム! 短編小説マスプロダクター】「カクヨムWeb小説短編賞2020」への大量作品エントリーを応援するイベントを勝手に開催します 【3作品以上ではなく30作品以上!】

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354055431700145


 思いっきりタイトルがパクリじゃん! ……と言われそうですが、私としては、オマージュのつもりです。公式キャンペーンをリスペクトして、似ているけれど少し違うイベントです。

 公式の『短編小説マイスター』に相当するそれっぽい単語を考えてみたのですが、『短編小説マスプロダクター』しか思いつきませんでした。とりあえず最初と最後――『マ』と『ター』――だけは同じなので、良しとしましょう。

 どんな企画なのか、企画タイトルだけではわかりにくいかもしれないので、企画内容を転載してみます。


―――― 転載ここから ――――


 念のため最初にお断りしておきます。

 企画タイトルが12月24日の「カクヨムからのお知らせ」と似ていますが、ちょっとした遊び心に過ぎません。

『短編小説マイスター』ではなく『短編小説マスプロダクター』であり、『複数作品エントリー』ではなく『大量作品エントリー』です。

 公式キャンペーンとは無関係であり、公式企画とも違います。あくまでも私個人が『勝手に開催』している自主企画ですから、お間違えないよう、お願いします。



 12月24日の「カクヨムからのお知らせ」で告知されたように、現在カクヨムでは「カクヨムWeb小説短編賞2020」複数作品エントリー応援キャンペーンが行われています。

 その公式キャンペーンの参加条件は「カクヨムWeb小説短編賞2020」に3作品以上エントリーしていること。


 3作品以上ですよ、3作品以上。どう思いますか、これ?

 私は「これでは条件が緩過ぎて、誰でも参加できてしまう! ライバルが多すぎる! 『短編小説マイスター』というくらいなら、もっと参加条件を厳しくしてほしかった!」と感じてしまいました。


 ならば、そういう自主企画を開催してみましょう!

 この自主企画の具体的な参加条件は、以下の3つです。


【条件1】「カクヨムWeb小説短編賞2020」にエントリーしている作品(1万文字以内の完結済作品)

【条件2】「カクヨムWeb小説短編賞2020」に30作品以上エントリーしているユーザー

【条件3】この自主企画にも30作品以上エントリーするユーザー


 公式が『3作品以上』なので、単純に10倍して『30作品以上』にしてみました。

 じゃんじゃん書いて、じゃんじゃん応募して、この自主企画にもじゃんじゃん参加してください!

 作者として参加できない方々は、どうぞ読者として楽しんでいってください。よりどりみどりですから、面白い作品もたくさんあるはず!


 なお「カクヨムWeb小説短編賞2020」に応募していない作品を見つけた場合、また企画参加が30作品未満の場合は、企画主権限で削除させていただきます。あらかじめご了承ください。

(後者に関しては、私が目にしたタイミングが「次々と参加させていく作業の途中」という可能性もあるので、しばらく待ってからにします)


 公式キャンペーンとは異なり、賞品は全くありません。

 ただし、これまで私が開催した自主企画は、ほとんどの場合「参加作品リスト」という形で、一言感想を添えて作品を紹介させていただいております。今回も自主企画終了後に、同様のものを作成する予定です(企画参加者が私のみの場合は作りません)。

 参考までに、これまでの「参加作品リスト」を付記しておきます。


自主企画「玉石混淆を確かめたい」参加作品リスト

https://kakuyomu.jp/works/1177354054903483711


自主企画「あなたの思う『本格推理小説』を教えてください」参加作品リスト

https://kakuyomu.jp/works/1177354054897342123


自主企画「今は一次選考が精一杯」参加作品リスト

https://kakuyomu.jp/works/1177354054893200153


自主企画「あなたの作品リストを拝見したい」参加作品リスト

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891352593


自主企画「異世界以外への転生もの展示会」参加作品リスト

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891075427


自主企画「ネタバレ上等! 最終話オンリーイベント!」参加作品リスト

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890454783


自主企画「ああ懐かしき平和な時代【1980年代を読みたい!】」参加作品リスト

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890444827



 以上、よろしくお願いします。

 多くの方々が参加してくださることを、切に願っています。私一人だけにしないでくださいね。




 最後に。

 カクヨムコンに大量応募しやすいよう、一応、記しておきます。

 Twitterの「カクヨム」運営アカウントにおけるQ&Aツイートで『以前のカクヨムコンで応募した作品での再チャレンジは可能』と明言されています。

 前回までに落選した短編も、どんどん応募してしまいましょう!


―――― 転載ここまで ――――


 参加者が自分一人になった、と嘆いて企画を閉めたばかりなのに、また参加者の少なそうな企画を開いてしまいました。

 でも今度は長編ではなく短編ですからね。短編ならば、たくさん投稿しているカクヨムユーザーは結構おられます。引用の中にあった過去の私の自主企画「玉石混淆を確かめたい」でも、『5,000文字以下の完結済小説・おひとり様10作品前後』という「それなりの数を書いてないと参加できない」条件だったにもかかわらず、私以外に10名もの方々が参加してくださいました。

 今回は約3倍になりますし、「カクヨムに投稿」だけでなく「カクヨムコンに応募」という条件が増えますが、条件に合致する方々は案外多いのではないか、と楽観視もしています。問題は、そうした方々が自主企画を見て、参加してくださるかどうか、という点ですね。

 とりあえず今のところ、私以外の参加者が早速あらわれてくださったので、ホッとしました。自分一人しか参加できないような企画を開いたら顰蹙をかうでしょうからね。あるいは『自分一人しか参加できない』ではなくても、これだけ参加条件の厳しい企画を立てた時点で、もしかしたら白い目で見られるのでしょうか……。


 でも、「カクヨムWeb小説短編賞2020」へたくさん応募しよう、という自主企画です。これはこれで、カクヨムコンを盛り上げる手段の一つですよね? ちょうど公式でも「3作品以上応募しましょう!」をやっているわけですし、大量応募は迷惑ではなく喜ばれるはず、と信じています。


 自主企画は、たとえ作者として参加できなくでも、読者として参加するだけで楽しい、という場合もあるでしょう。今回の私の企画も、そうなってくれたらいいなあ、と思っています。

   

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