カクヨム誕生祭2020に関連して(その3) ――KAC2020感想――
少し「今さら」感のある「カクヨム誕生祭2020に関連して」シリーズでしたが……。
ちょうど本日、カクヨムからのお知らせで「KAC2020 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2020~ 受賞者結果発表!」という告知がありましたから、ある意味ではタイムリーな話題かもしれません。
さて。
色々なイベントが行われた、カクヨム誕生祭2020。カクヨムは小説投稿サイトだけあって、執筆に関するイベントも、きちんと用意されていました。
その一つが、『KAC2020 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2020~』。これはもう、本当にたくさんの方々が参加されたことと思います。
そもそもカクヨムからのお知らせの中で、
>昨年大好評を博した、運営から出されるお題に基づいて作品を投稿するユーザー参加型イベントを今年も開催!
という記述があったように、似たようなイベントは、昨年も行われていたのですよね。
まだ当時は、私はカクヨムには登録していないどころか、カクヨムという小説投稿サイトの存在すら知らなかったのですが……。
四月にカクヨムを使い始めて、お知らせや投稿作品を見ていくうちに「少し前まで面白そうな企画をやっていた」というのは、すぐに理解できました。
その後、いくつかの自主企画に参加する中で「お題に基づいて作品を執筆することは、本当に楽しい」と実感したこともあり……。
今回のKAC2020、本当に「待ちに待ったお祭りが、ようやくやってきた!」という気分でした。
期間中、毎日のように短編をせっせと書いて……。
結果、私が投稿したのは、5つのお題で合計11作品になりました。
『四年に一度の神隠し』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894452137
『四年に一度じゃ早すぎる!』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894454457
『一周年のおめでとう』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894493801
『人のいない祇園祭』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894497795
『パンとバン』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894504220
『良い子の皆さんは真似しないように』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894532466
『ひとりUターン渋滞』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894538933
『ウイルスは拡散していく』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894587633
『コンクリートジャングルの中でも』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894588717
『七つの月に照らされて』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894627519
『電車の中の女神様』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894630526
こんなに投稿する必要もなかったのでしょうが。
前々回の項目で書いたように、皆勤賞狙いの下心があったため、一つのお題で一つしか投稿しない、というのは不安だったのですね。キーワードの誤記入があって認められなかったりしたらどうしよう、とか、その後に修正したら「指定の期間内に投稿できなかった」という扱いだったらどうしよう、とか。正直、今でも「本当にこれ、皆勤として認められるのかな?」という心配は残っています。
……いや、つい先ほどまで残っていましたが。ちょうど本日、皆勤賞も発表されましたね! まずは一安心といったところです。
そして、皆勤賞云々とは別に。
純粋に、一つのお題で複数の作品を思いついたから素直に書いて投稿した、というのも、もちろんありました。今までカクヨムを利用してきて、お題を出していただく系の自主企画に参加する際、複数の作品を執筆することが何度もありましたから……。それと同じ感覚でした。
ただ、いざ参加してみると。
自主企画の『お題』とは大きく違う、というのも思い知らされました。
まず、皆さんの執筆のスピードに驚かされました!
これまで自主企画に参加する際、一番か二番くらいに投稿することも多かったため、私だってそれなりに速筆だと自負していたのですよね。でも、こうして公式イベントになると、全く違う! なるほど『公式イベント』なだけに、皆さん本気を出されたようで……。
私の場合、思いついてから書いて見直して投稿するのに、どんなに早くても一時間半はかかる。特に今回、お題を見た途端、二つくらいネタが浮かぶことが多かったので、余計にまごまごしてしまったのかもしれません。
結局、のんびりと数時間かけて二つ書いて投稿する、というパターンで参加していました。
他にも、自主企画とは違うこと。
自主企画だったら「ちょっと良いネタが思いつかない」とか「思いついたネタがイマイチ小説として形にならない」とかだったら、そのテーマをスルー出来ますが、このように皆勤がかかった公式イベントの場合。その『スルー』が無理なのですよね。
それでも一日半あるのだから、ギリギリまで考えるべきだったのかもしれませんが……。結局「思いついたネタがイマイチ小説として形にならない」であっても、そのまま書いてしまうことが多かったです。自分でも「粗いなあ」「ネタが未加工だなあ」と思いつつ投稿してしまったことは、少し反省すべき点でした。同時に、「やはり参加してみるまで、その実態はわからないものだ」と、勉強になりました。
そんな感じで、とても楽しかったKAC2020。2月29日のお知らせでは、これはイベントの第四弾であり、詳細が3月10日に発表される第五弾もある、と書かれていましたが……。『復活の』とか『かつて大きな波乱を巻き起こした』といった言葉もあったので、古い記事を少し漁って、どんなものか見てみました。
すると。
カクヨムチャレンジカップに関するお知らせは、2017年9月12日。そこに書かれていたのは、最も多くのレビューとか、最も多くの応援とか、最も多くの読者とか、最も多くの小説フォローとか……。
私には、とんと縁がない言葉ばかりでした。
ならば私にとっては、今回のKAC2020だけで、カクヨム誕生祭2020は終わったようなもの。そう考えて、すっかり気持ちを緩めたのも束の間、「あれ? これならば、参加できるのでは……」と気が変わるような告知を、3月10日に目にするわけです。
長くなりそうなので、ここで区切って。
次回『復活の大カクヨムチャレンジカップ』編に続きます!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます