きらめきの中で……（平成最後のひと月限定エッセイ）

証言します２

　2019年4月30日19時52分、

「連休中は、パートの仕事が入っているため、いかれません。早くて7日、できれば8日にしてほしいです。」

　とメール返信を、わたくしが母の代理でした。

　2019年4月30日19時55分、

「では7日までこちらに滞在致しますm(＿)m」

　と返してきた。

　前のメール2019年4月30日10時14分のメールへの、2019年4月30日18時44分のわたくし（母の代理）の返信、

「それは、6日までに足場をはずして頂ける、ということですか。」

　には業者は返信してこなかった。

　そのため、念を入れて、2019年4月30日19時55分、

「では7日までこちらに滞在致しますm(＿)m」

　の業者からの返信に、2019年4月30日19時57分、

「6日までに足場を外しておいてください。」

　と再度わたくしが母の代理で返信した。

　それに対する業者からの返信はなかった。

　＊2019年4月30日21時47分、業者からの返信があった。

　業者「3日迄に全ての工事は終りますので」

　とメールに書いてあった。

　あやしいので、再度念押しをわたくしの独断でしておいた。

　わたくし「6日までに足場を、外しておいてください。」2019年4月30日21時56分。

　すると、

　業者「上記の内容をご確認下さい」2019年4月30日21時55分。

　業者「4日以降奥様が現場確認にされるまで私は横浜に戻れないのです！」2019年4月30日21時56分。

　と、返信が来たので、再度独断で念を押した。

　わたくし「それは、6日までに足場を外してくれるということなのですか。」2019年4月30日21時56分。

　業者「当然です！」2019年4月30日21時57分。

　業者「足場は駐車場面以外の３面はばらして有りますがこの4日天候不良で棟が仕上げられず困って要る状態です」2019年4月30日22時03分。

　＊泣き言が来た。

　もう眠っていた母に相談した。2019年4月30日22時31分。

「そんなの勝手に困ってりゃいいのよ……」

　と眠そうだった。

　わたくし「じゃあ、そうメールに返信する？」

「しなくていい」

「念のためにみなとみらい法律相談所（法律事務所の間違い）を検索しておいたけど。あのね……」

　法律相談所は公共機関よりも、私立のほうがヤル気があるとお友達から教えてもらった。

　もう、会わないほうがいい、お金も払わないほうがいい、とも言われたことをそのまま母に告げたら。

「7日に行くのよ。お父さんが一緒に。お父さんが払えって……」

　語尾が小さく、よく聞こえない。

　電気を消して、母の寝室を出た。