第2話「スガキヤラーメン」
小学5年生になる頃に、隣町に引っ越しました。
小さなアパートから引っ越しの準備しているときに、父の仕事仲間が数人来てくれて差し入れだったのか良く覚えていないが、荷物がまとまってガラガラになった部屋でカップラーメンを食べてました。
段ボール箱の中には未開封のカップラーメンが数個残っていて、その日の昼に僕は生まれて初めてカップラーメンを口にしました。
そして、夕飯もカップラーメンになりました。
お湯を入れるだけで簡単に食べられるので、翌日勝手に1人で食べて怒られました。
ラーメンはどっちか言うと嫌いな食べ物の部類でした。
袋入りインスタントラーメンは不味くて食べられないほど苦手でした。
我が家ではラーメンを食べる習慣がありませんでした。
引っ越した先で食べたスガキヤが最高の味として記憶されています。
当時は小学生のお小遣いでも食べることができました。
それで、かけがえのない友人と繋がります。
カップラーメンは好きだが、麻薬のような…。
アレを1人で食べるのは寂しくないですか?悔しくないですか?
私はラーメン自体それほど好きではないようです。
人気ラーメンは高価過ぎて吃驚しちゃうしね。
スガキヤは私の中で永遠に輝くラーメンの一番星なのです。
ひとりごはん クラピエ海溝 @clapier_trench
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