どうしようもない両親へ。あなた達の愛は分かりにくい。

作者 Askew(あすきゅー)

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★★★ Excellent!!!

私自身が老齢の域に片足を突っ込んでますが、両親は健在です。今時点では、介護の必要もありません。
私自身は親不孝者で、盆正月にも帰省しません。旅費が重荷なんです。それと、直に会っての会話が重い。話題に悩むんです。
幸い、SNSを始めてくれたので、誕生日やら、父母の日に淡白な遣り取りを交わし始めました。LINEには二の足を踏んでいるので、写真を送り合ったり、動画での会話は果たせてません。
私自身の人生は、悲惨でもないけど、明らかに空振りした部類です。そんな近い過去を思い出しては悔しい想いを新たにしますが、本作品の読後に「俺は幸せなんだな」と感じ入ってしまいました。

作者のアメリカ旅行記を読みましたが、こんな経験をしたから、あんな文書を書けるんだ、と妙に納得しました。

短編にはMax2つが信条なんですが、星3つ付けました。

★★★ Excellent!!!

作者Askew様の家族を巡るエッセイです。
途中何度も涙しました。
ごくごく一般的なおうちの話なのに、こんなにドラマティックで、かつこちらの人生を見つめなおすきっかけにもなる内容に感服いたしました。
「いつ死んでも後悔しないようにどう生きるか、どう伝えるか」
とても大切なことに気付かせて下さりありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

家族のありのままの姿が淡々と描かれ、そこに作者さんの偽らざる感情が添うように綴られていきます。
誰にでも覚えがあるような瞬間瞬間、でも家族それぞれに少しずつ違う情景。
ていねいで静かな語り口に引き込まれ、気づけばこの家族のすぐそばに自分もいるような、そして自分もその場でいっしょに泣いてるような、そんなエッセイです。
読むときっと、家族にやさしくしたくなる、離れている家族には電話したくなるでしょう。