とても軽やかで温かみがあって、おしゃれな良作。退職届に右往左往する主人公が憎めなくて良い。
とある屋敷に勤めるハウスキーパーである彼女は、雇われたまる三年が経ったある日、雇い主である男に封筒を渡した。それはなんと退職届であり──***巫女は高額バイトらしい。大型免許が必要なのだそうな。それと異能。……異能?必須じゃないらしいけど……さ。「異能持ちです(キリッ」っていう子を、雇いたいって、それって雇用元「が」大丈夫なのか?話がズレた。会話劇でスルスルストーリーが進むが、シュールで面白いやり取りに、笑いながら読み進められます。面白かった!