あの時もし天山が耐えきることができていたら、マット界は違うものになっていただろう。逆にあれがあったからこそ、小島は帰ってきて、そして武藤全日は崩壊へと進んだ。
いやあれは浜良太のせいだったか……
このレビュー全く本編に関係ないのだが、これを読んで気になった人はこの作品を読んだほうがいいので、見たほうが良い。
ついでにアグネス仮面という名に聞き覚えのある方も。
ちなみにこの作品に最も近いのは、井上たけひこのリアル12巻か13巻だと思うのだが、まああれを超えるプロレスのリアルはなかなか出てこないのだが、これはそれにも勝るとも劣らないようなクオリティと言ったらさすがに言い過ぎだったかもしれない。
何を言ってるかわからないかもしれないがプロレスは芸術であるということだ。一流のレスラーはやはり、ほうき相手にプロレスができるし、一流の作家はどんなお題もプロレスにできるのだった。