子供らしい他愛なさ、負けず嫌いさ、ぶっきらぼうな中にもかすかに見える好意などがしりとりの掛け合いに乗ってリズミカルに響く。オチも秀逸。
これはワ―ドのセンスに長けていないと書けない作品です。しりとりで次々飛び出す言葉も楽しいし「好き」が出た後の間も「すっとこどっこい」も胸がきゅんとします。それより前に女の子をいつも気づかって見ている主人公の優しさもいいですね(〃^ー^〃)こんな子供時代だったら・・と思わせてくれる作品です。ありがとうございます(〃^ー^〃)
これを読んだらしりとりをしたくなるはず。ルールでしりとりを考えて、そこから面白くさせるのがさすがです。しりとりするだけじゃ。普通じゃ、面白くないですもんね。読んでみたら、分かると思います!