ファミコンを破壊された少年がいかにして『自分で』ゲームを作るか試行錯誤するお話です。楽しいことというのは、思いの外身近な所に転がっているのかな、と思わせられる素敵なお話でした。皆様、是非ご一読を!
何でもできる気がしていた小学生の頃の気持ちが、手に取れるぐらい生き生きと頭の中に甦ってきて、ああもう、なんだこの、どうにも止まらないわくわく感は?!進め!久我少年!***おいおいこの状態、どうするつもりなんだよ?そんな窮地を、主人公の久我少年は痛快なアイデアで軽々と越えてゆきます。そしてラストの、してやったり感。読者のこっちまで「どうだ見たか!」という気持ちにさせる、胸あつく躍るストーリーです!(gaction9969さん!これが僕の短編イチ押しです!)
今と違い、親にゲーム機を壊されることが多かった時代。確かに勉強も大事ですが、ゲームも大事。
いろんな思いがありますが、この物語は面白かったです。
私はゲームウオッチ時代からこの類が大好きだ。ただ、本格的に楽しむようになったのはスーパーファミコンからになる。当時は家によって子供に買い与えたり与えなかったりするのも当たり前にあった。 創意工夫で問題を乗り越える持たざる者が、どうにか面目を保つことができて良かった。大人になったら改めて好きなだけゲームができるだろう。