KAC5お題『ルール』
5日目のお題は『ルール』でした。テーマから言って社会派な話が集まりそうな雰囲気を感じましたね。色んな人の作品を読むのも中々に面白かったです。
私はと言うと、続き物設定の足枷が効いて、ちょっと無難な話ばかり思いつきました。自分が書けるレベルの話なんてね、そりゃ程度がしれてますよやっぱり。またしてもオチにトリが大活躍です。ま、切り札ですから、当然ですよね。
『おちこぼれ魔法使いの僕が魔法を使えるようになったワケ』
『ユウカ、突然の来訪』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888886392/episodes/1177354054888886605
今回の話、ルールと言う事で禁書の方面から攻めてみました。古今東西、禁じられた書物と言うものは個人が手にしてはいけないものと相場が決まっております。そこを上手くルールに絡めました。後、勝手に使い魔になった部分もルールに絡めて、いい感じで仕上がったなと自己満足の一作となりました。
ラスト、真相に迫ったユウカにトリが洗脳ビームを浴びせたりと中々におかしな展開になっております。
『私がアイドルになるまでの少し不思議な物語』
『それぞれのルール』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888887946/episodes/1177354054888887997
今回、4作品で一番ノーマルなのはこの話かな。アイドルのルールと言えばまず最初に思いつくのは恋愛禁止ですけど、自主ルールを作って各メンバーがそれを守っているって言うのもあるあるかなと思って、その方面をテーマにしてみました。
んで、主人公は勉強が疎かになったらアイドル禁止と言うルールに。実際、学生アイドルの中にはその条件で活動している人も少なくないと思うんですよね。最後にうまくオチも付いてめでたしめでたしですわ。
『西日本魔法少女大戦』
『鳥取戦線』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888894717/episodes/1177354054888894906
5日目のテーマで一番反響が大きかったのは最後にスタッフ――もとい、主人公が敵幹部を美味しく頂いちゃったこの作品でした。まぁ美味しかったからね。あんまり深い事は考えちゃダメだよね(汗)。
この話でのルールとはやはりお約束です。最初のルール違反は敵の口上の途中での攻撃、次は幹部的なのがその日の内に新しく登場と、テンポ良くお約束を破っていって、最後にはとんでもないタブーをやらかしてしまいました。この話のプロットを思いついた時はノリノリでしたね。
このシリーズ、最初はギャグにするつもりは全然なかったのに、どんどんギャグ方向に流れていってしまいました。不思議不思議。
まぁ、タイトルに西日本と付けた時点でギャグに流れていくのは必然だったのかもですがw
『最後のモンスター達と伝説のトリ』
『人のルール、人の欲望』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888898926/episodes/1177354054888899481
今回のお題で、テーマ性が一番深かったのがこの作品です。モンスターの出てくる話でルールと言えば、やはりモンスターは殺してもいいと言うルールじゃないかなと。この世界のモンスターはこっちの世界で言う猛獣のような扱いになる訳ですよね。
そこでの保護官はモンスターと言う種を守る存在。守るとは言ってもやっぱり人間主体の考えな訳ですよ。ドラキュラとリホのやり取りの中で、動物実験のような人間の飽くなき探究心もネタに盛り込んでみたり。
こう言うテーマは直接語るより、物語で語る方が語る方も語りやすいですね。うん、個人的にも満足出来る出来になった気がします。
ただ、お題のせいか、5作目にしてトリの霊圧がほぼ消えちゃいました(汗)。
今回は比較的早くにノルマ達成出来たのですけど、完成した時に4000文字超えなかったのが早く終わった理由のひとつかも知れません。私、文章カットするの苦手なので。4日目とか全作品が4000文字超えてしまって調整が大変だったですよ。余裕があるって、いいね。
私、思ったのですけど、連作短編って作品毎にジャンルを決められるじゃないですか。だからいつも同じジャンルにするんじゃなくて、タイトルは同じだけど今回はラブコメ! とか、今回はミステリ! みたいに新作を書く度にジャンルをコロコロ変えるのもありかなって思ったり。やってみたら面白いかもw
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