まともな心を持った人間に、この物語は書けない……。
そう思わせてくれる怪作でした。もうね、ほんといかれてる。
でもまあ人間と同じで、文房具だって刹那的な快楽に身を委ねたくなってしまうものなのですよ。そうやって、短い命を燃やしているのですよ。
これから私、どうやって鉛筆に接していけばいいんでしょう。鉛筆削り使うの、躊躇われちゃいますよ。代わりにナイフ使ったら使ったで喜びそうだし、どうしようもない変態ですね、鉛筆。
やっぱり、ボールペンが一番ですね。中折れしないし、先端の鋭さもなくならないし。
……あ、でも、玉の部分が潰れると、中々出てこない遅漏野郎になっちゃうのか。
うーん、どうしたもんですかねー。
男選びと同様、文具選びも奥が深いです。