問わず語りの備忘録【１】

81）ゆるっと他薦 その29（短編・同題系3企画）

　今回は同題系3企画まとめての短編ピックアップです。

　―すべて順不同―

　まずは毎月恒例のこちらから。

【同題異話SR -Oct.- 愁いを知らぬ鳥のうた】

☆無月弟さん作（詩・その他/鳥のうた）

　こちらを読んで数日後。通りかかった文房具店で、来年のスケジュール帳に描かれた『飛べない鳥』のイラストと目があいましてね。ついね。買っちゃいましたよね。笑

　とってもかわいい『鳥のうた』です。心が軽くなります。元気でます。

（全1話/734文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891493926

☆彩ともやさん作（詩・その他/少女）

　歌うように紡がれる言葉と色のつかい方がとてもきれいで。とても切なくて。読後の余韻が心にしっとりと染みわたります。

（全1話/715文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891764371

☆新吉さん作（詩・その他/ハロウィン）

　鳥になった人と、人になりたい鳥と。楽しくて切ない言葉遊びと物語。人とモンスターが交差するハロウィンの夜を、ぜひご一緒に。

（全6話/3,600文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891439144

☆ぴおにさん作（詩・その他/殺人）

　ある男の『人生』を描いています。わずか400文字ちょっとで強烈な印象を残します。

（全1話/424文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891454127

☆らせんさん作（恋愛/うた）

『うた』がひらがななのでね。誰かやってくれないかなぁーと、じつはひそかに思っていた（自分では浮かばなかった）ネタをやってくれています。

　うたです。鳥です。ある意味どストレートにお題を回収しています。かわいいお話です。

（全1話/1,112文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891626923

☆竹神チエさん作（現代ドラマ/コメディ）

　さて『愁い』とはなんでしょう。愁いを知らない鳥ってどんな鳥？　たぶん真剣に考えている男子二人の会話劇。じつにアホっぽいです（ほめてます）おもしろいです。

（全3話/1,846文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891523943

☆坂井令和（れいな）さん作（エッセイ/漢字）

　今回はじめて坂井令和さんを知った方は度肝を抜かれたことでしょう。そして、お馴染みの方たちの多くは思ったはずです。この人ほんとにブレないな！　と。レビューキラーな作品でもありますね。とりあえず、読んでみればわかります。ほんと、説明できない。笑

（全1話/559文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891507641

　今月はハードモードのお題にも関わらず40作以上集まっててびっくりな企画ページはこちら。

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891421255

　そして、おひさしぶりですのとんでもタイトル企画。

【第6回　読ませて！　横暴編集長！】

『スシババア』

　このタイトルから、まさかしっとり不思議な江戸幻想怪奇小説が生まれるとは思いませんでした。稲荷寿司がおいしそうです。

☆新巻へもんさん作（全1話/2,023文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891814439

　そして、以下の二作はネタ系です。スシだけに（なにいってんの）

　どちらもそれぞれに吹きました。

☆流々（るる）さん作（全1話/1,851文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891816818

☆達見ゆうさん作（全1話/1,563文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891740824

『惜しみなくM』

　主人公がチョロすぎてちょっと泣けます。小説書きは身につまされるかも。

☆新巻へもんさん作（全1話/3,174文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891829390

　企画ページはこちら。ほかにも、とんでもタイトルがいろいろあります。誰か書かないかな。←

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891807282

　さらに。小説技法を高めあおうという企画も。

【筆致は物語を超えるか『海が太陽のきらり』】

　同じタイトル、ストーリー、キャラ名で書く企画。ものすごく乱暴にまとめると、海と太陽をテーマにした、ひと夏の出会いと別れの物語です。

　わたしの場合、こういった小説技法研究的な企画は、参加していない（内容をしっかり把握していない）とレビューが書きにくくて、どなたの作品にもレビューしていませんが、それぞれの『夏』が、とても素敵でした。

☆蜜柑桜さん作（現代ファンタジー/全1話/7,888文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891794081

☆竹神チエさん作（恋愛/全3話/6,465文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891785108

☆薮坂さん作（現代ドラマ/全4話/11,300文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891759430

　企画詳細と、ほかの参加作はこちらからどうぞ。

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891743810

　同題系3企画分ということで、結構な数になりました。これ以降に投稿されるもので紹介したいものがあったら、また来月のピックアップで載せる――かもしれません。