おそらくこんな試合展開 そして閉会

 この二作品は世界観につながりがないので、お互い顔を合わせて野球の試合をするということは通常ありえません。


 とりあえず、なにかしら大いなる力が働いたとして一試合することになったらどんなことになるのでしょう(面倒なので魔法・各種能力は使わない方向で)。


 気立ての良いピッチャーと根性の腐ったキャッチャーのバッテリー率いるチーム。

 VS

 唯我独尊気質の不良娘ピッチャーと自我を殺すことに慣れているキャッチャーのバッテリー率いるチーム。


 ということで序盤は表向き和やかに進む。


 その影で両チーム間に人間関係の火種がくすぶり出す。

 ・アサクラサクラが「あいつなんか気に食わねえ」的理由でピッチャーライナーをしきりに狙う。

 ・対戦相手のかわい子ちゃんにタイガが気もそぞろになる。→段々不機嫌になるリリイ……等。


  ↓


 ストレスが高まる中、マリア・ガーネットに応援されてやる気を出したテレジアさんが長打を打って、シモクツチカがやる気をなくす(「あんなだっさい子に打たれるとかあり得ない」とかでテンションダダ下がりになる)。

 ワニブチジュリがご機嫌をとって盛り立てようとするが、マルガリタ・アメジストがここぞとばかりにヤラしい作戦をぶつけてくる。

 うまくハマる。ドルチェティンカーさん大量得点。


 ↓


 もともとチームワークがよくない太平洋校選抜、リードされても危機感がない。

 それを見ていたマーハは主導でサランとよりえげつない作戦を練る(多分ミカワカグラに相手チームの心を読めとか指示する)。


 ↓


 この辺から魔法も能力も使うのアリな段々ゲスい試合展開になってゆくが、点数は拮抗する。


 ↓


 ゲスいムードに流れてきたことで、「ああアンタらがそういうことするなら」でおそらくアサクラサクラあたりが走者(アメリア・フォックスあたり)にボールをおもっくそ当てるような蛮行に及ぶ。

 それにトヨタマタツミが反応する。「あんたわざとでしょ!?」等くってかかる。


 ↓


 乱闘に発展。

 (アサクラサクラさんは魔法少女になる前の抹消された幼少期にみのもんたがナレーションをしていた「プロ野球珍プレー好プレー」をみていた記憶があるせいで、野球といえばスタン・ハンセンのテーマ曲ともにかかる乱闘シーンという思い込みがあったりするようです)


 ↓


 没収試合に。



 ――まあ、そんなことになると思われます。



 特に大したオチもつきませんでしたね。

 しかしまあ乱闘オチも野球回っぽくていいんじゃないょうか。どうでしょうか。


 なお、この打線はあり得ない、自分ならこうする等のご意見がもしございましたらお気軽におよせください。なおテレジアちゃんは四番だけは譲れません。

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ピクルズさんちの球技大会 ピクルズジンジャー @amenotou

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