その後 術後3か月~8か月、いよいよ検査結果が!
術後3か月の経過をまとめますね。
その1:口が開かない
未だに顎の関節を大きく動かすと痛くて。開口訓練をするように言われてるけど、痛いのよ。そーっと口を開けて、それでも口に入らなかったら切って入れます。ハンバーガーとかトンカツとか、歯で噛みきらなきゃならないものは全然ダメでした。
その2:硬いもの・きちんと咀嚼しないといけないものは食べられませんでした。カレーは飲み物って言ってる人がいるけど、まさにあの状態で。
生野菜って歯ですりつぶして食べるんですよ。これができない。サラダ大好きでほとんど毎日食べてたから、これは残念。自分は食べられないサラダを作り、夫がレタスをムシャムシャ食っているのをじとーっと眺めて我慢。
噛み合わせが合わないまま(術後3か月は骨を安定させるため、歯も動かせないんだって)だから、うまく噛むことができないんですよね。ほとんど丸呑み状態の食事にも慣れてしまいました。
けれどやっぱり胃には良くないみたいで、毎日吹き出物が止まらなくて。
その3:肌がボロボロに
胃が悪いと吹き出物ができるのに加え、手軽な生野菜が食べられないため野菜もタンパク質も不足。頑張って噛んでると顎が疲れるのと、食べるのに時間がかかるから量も減ってしまい、たぶん色々不足してるんだと思います。
野菜ジュースやサプリ飲んだところで気休め程度で。人間の体は口から食べたもので出来ているんだなぁって実感です。
とはいえ、日常生活は普通通りにこなせているのでまぁいいか。
見た目はちょっと良くなったみたいで、職場や美容師さんから褒められたりね。
生野菜が食べられるようになったのは4~5か月目から。けれど咀嚼力は衰えたのかな。半年経ってもモツは噛みきれなかったし。
きちんと噛めていないせいか誤嚥してむせることも少なくなくて。コシのある麺をすすると、きちんと噛み切る前に喉へ入っていくでしょ?これが美味さの秘訣でもあるんだけど、とにかくラーメンはなかなかチャレンジできませんでした。あんなに食べたいと思ってたのにねー!
6か月が過ぎて、ようやくなんでも来いって思えてガッツリ焼肉食べてきましたよ。でもタピオカで顎痛めました。弾力はまだまだ強敵です。
そして8か月が経ち、ついに睡眠時無呼吸検査(PSG)の結果が出ました!
な、なんとなんと、1時間に50回以上の重度の無呼吸が、3回に…!
5回以内は正常の範囲内だって。
呼吸器の先生(大御所)感嘆、矯正主治医ガッツポーズ、執刀医クールに笑顔。
思わず「良い論文書いてくださいね!」って言っちゃったわよ。
そういうわけで晴れてC-PAP卒業し、フリースリーピング!
今までいくら費やしてきたかというと、月約5000円×12か月×8年=48万円か…。安くはないわな。うん。
ちなみに、
ものすごい美人 →なってません
肌荒れ →まだ現在進行形
下顎 →ちょっと戻っていて、主治医曰く「このまま止まって欲しい…」。おのれ下顎めぇ!そこ座れぃ!
下顎が止まらないと噛み合わせの最終調整ができないので、矯正治療はもう少し続きそうです。
8か月経った今でもまだ、口の中には少し違和感はあるけど、日常生活には支障ないし、ご飯は制限なく美味しく食べられているし、睡眠は改善したし、自信を持ってやって良かったと言えます。
また、見た目は決心で変えられるのですから、見た目以外の部分でも評価される人にならなければなと思うわけであります。
それでは皆さま、よい睡眠を。
全身麻酔下におけるLeFortⅠ型骨切り術及び両側下顎枝矢状分割術 乃木ちひろ @chihircenciel
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