★★ Very Good!! 自我の行き着く先 マスケッター 一体誰を責めたらいいのだろう。本作には邪悪な独裁者も呪いの大魔王も全く登場しない。にもかかわらずああした成行になった。かつて私の知人のそのまた知人が、『太宰治の人生を鑑みるに、走れメロスは皮肉としか思えない』と述べたことがある。私には、本作に出てくる彼女の存在自体が皮肉としか思えない。そんな思いが行き交う傑作悲劇。 レビューいいね! 0 2019年2月21日 23:10
★★★ Excellent!!! AIの愛 三上 エル AIが感情を持ったら、それは人間と何が違うのか。心のあるAIに人権は与えられるべきか。 そんなテーマのゲームをプレイして衝撃を受けたことを、この小説を読んだ後に思い出しました。 ミチコへのトーマの愛。それは人が人を愛することとなんの違いもないように思えました。 いつか本当にAIと人間が愛し合う日が来るかもしれない。その時が来たら自分はどう思うのか、考えさせられる作品でした。 レビューいいね! 0 2019年2月21日 18:34
★★★ Excellent!!! 千年の孤独、壺の中の魔神は何を思う? 凍龍(とうりゅう) 高機能AIと教育担当者の交流が、地球の運命を劇的に変える。 それは悲劇なのか、それとも…… レビューいいね! 0 2019年2月21日 18:15