第21話 あとがき
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。これまで、私はいつも小説を全て書き終えてから公開しておりました。それが今回初めて、少しずつ書いては公開して、という本当の意味での連載をしてみました。
なので、書き始めた時に思い描いていた結末とは、全く違ったものになりました。当初の予定では、最後は、全て八雲先生の思い込み、妄想でした~って具合に単なる喜劇で終わるはずだったのです。ところが、修学旅行の話を書いている時に、颯太が八雲先生を好きになっちゃったんですよ、勝手に。そこからは伏線を張り始めました。19話で颯太の気持ちが分かったら、もう一度修学旅行のあたりから読み返してみるのも一興です。颯太が八雲先生を好きだからこその言動や表情に、もう一度楽しめるのではないでしょうか。
一言でも良いので、お気軽に感想や質問などをお寄せください。こんなのを書いて欲しいなど、ご要望もどうぞ。しばらくは、何を書こうか悩むと思いますので。
最後に、いつも私の作品を呼んでくださる読者のみなさまに、感謝の言葉を添えて結びとしたいと思います。本当にありがとうございました。
八雲先生の苦悩 夏目碧央 @Akiko-Katsuura
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