<ファンタジー・フロンティア>~テイマーこそ至高!~

友之助

第1話<ファンタジー・フロンティア>へ、ようこそッ!

茨木終夜いばらきしゅうや


 俺は今、自室のベットで正座している。

 目の前には、幸運にもゲットした<ファンタジー・フロンティア>のパッケージが鎮座している。あ、俺は茨木終夜いばらきしゅうや、高校生だ。

 趣味は動物を見て、愛でる事!誰に自己紹介してんだろ・・・・・・・

―まぁいいや。

 サービス開始時間が20時00分。

 今が19時50分だ。

 あ、ちなみに今日から夏休みなので、思う存分ゲームができるッ!

 ベットに横になり、頭にダイブスキャナーを着けた。

 飯は食ったし、トイレにも行った。

 これで準備万端だ。

 よし、ダイブスキャンッ!

そして、俺は意識を電脳世界へ飛ばした。







~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



《ファンタジー・フロンティアにようこそ》


《まず最初に、アバターの容姿を決めてください。性別変換以外は自由にできます。

・・・・・・・・・・・・・・・容姿はこれでよろしいですか?

 ―完了しました。》


《次に、ステータスを決めていきます。

 ステータスは・・・・・・・・・

 ―と、なっております。

 ステータスによっては、容姿が一部変化します。

 では、ステータスを決めてください。》


《ステータスはこれでよろしいですか?

 ―完了しました。

 アバターが作成されました。

 これより、貴方を始まりの街に転送します。》


《それでは、行ってらっしゃいませ!

 シュナ・テイラ様》


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 んっ―ここは・・・・・・・・・

 どうやら、噴水前の広場に転送されたようだ。

 何処を見てもプレイヤーだらけだな。

 ん~一回、何処か落ち着いた場所でステータスを見ておきたいな、移動しよう。

 噴水前の広場から大通りにでて、路地裏のちょっと先に進んだ場所に、俺は移動した。

 さて、これで落ち着いてステータスを見れるな。メニューからステータスを選んでっと、



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[ステータス] SP0

名前 シュナ・テイラLv1

職業 従魔使いLv1

種族 ヒューマン

HP 50/50

MP 60/60

TP 10/10

体力:50

魔力:60(+10)

持久:10

筋力:10

耐久:10

速度:10

器用:10

幸運:10

*()の数値は職業補正です*


 所有スキル

【鑑定Lv1】【剣術Lv1】【従魔術Lv1】


装備 

〔初心者の木剣〕

〔初心者のTシャツ〕

〔初心者の胸当て〕

〔初心者のズボン〕

〔初心者の靴〕

〔初心者のローブ〕


称号



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 これが俺のステータスだな。

 ステータスは体力と魔力に振った。特に考えてなかった。

 あ、因みに、容姿は色だけ変えて、現実と同じにした。

 身長154センチの細マッチョで、前髪が目に掛かる位の長さのフツメンだ。

 髪を白に、目を赤に変えた。

 職業は従魔使いだ。

 従魔使いは、その名の通り、従魔を使って戦う職業だ。

 従魔は、街の外に出るとパーティー枠を使ってしまう。

 小型従魔は一枠、中型従魔は二枠、大型従魔は三枠使うらしい。

 その為、従魔使いはソロでやる人にオススメと説明に書いてあった・・・・・・・・・・・・・・・・・・

べ、別にボッチじゃないし?た、ただ、ソロで気楽にやろうと思ってるだけだし?

 ―あ、因みに従魔は、魔物を倒した時にドロップする、○○の卵を孵化させてゲットできるらしい。

 三十回に一回位の確率でゲットできるそうだ。

 スキルは、【鑑定】【剣術】【従魔術】

を取った。それぞれ効果が・・・・・・・・・


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【鑑定Lv1】  

 アイテムの効果や、魔物のステータスが分かり、見る事ができる。

 レベル次第で、全てを見る事ができる用になる。

 Lv1 少しだけ見る事ができる。


【剣術Lv1】

 剣を扱った事の無い人でも、剣で戦える用になる。

 剣のアーツを使える用になる。

 アーツはTPを消費して使う。

Lv1 使用可能アーツ

TP:3 <スラッシュ> 

TP:6 <ダブルスラッシュ>

TP:3 <スラッシュ>


【従魔術Lv1】

 従魔を強化する事ができる。

 また、レベルを上げると、従魔との念話が可能になる。

 従魔術はMPを消費して使う。

使用可能な従魔術

Lv1 

MP:10 <筋力強化> 

MP:10 <耐久強化>


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 ―こんな感じだ。

 さて、俺もそろそろ戦いますか、それに早く、従魔をゲットしたいしな。 

 確か、最初は北のフィールドが良いんだっけ?一番敵が弱いそうだ。

 俺は、路地裏から大通りに出て、北に真っ直ぐ進んでいった。

 進んで行くと、門が見えてた。

 そして、門から外に出た。

 するとそこには、広大な草原があった。

 おおっ、人が沢山だ。・・・・・・・いや、多すぎだろ。これは今日中には無理か?

 いや、確か右の奥に森が見えたな、そこまで行ってみるか。

 歩くこと数十分、ついに森まで着いた。

 この草原が広すぎるだよなぁ。

 さて、早速入ってみますか!

 ちょっとテンションが上がってきたな。

 何分か歩いたが、やっぱり人が少ないな。

 おっ?あれは・・・・やっとか!

 敵を発見!見た目は普通の狼だな、鑑定してみよう。<鑑定>!



〔フォレストウルフLv2〕

 森を縄張りとしているウルフ

 風魔法を使える



 おおっ、こいつ、魔法を使えるのか!

 よし、最初の従魔はお前で決定だ!

 てことで、先手必勝!

 俺は、腰にある木剣を抜いて横から斬りかかった。


「ハァッ!」


「キャウンッ!?」

 

 相手は油断していたからなのか、避けることもなくお腹に木剣が命中した。

 だが、倒せてない。


「流石に、一撃とはいかないか」


「ルガアァッ!」


「―ッ!グッ!」


 相手が叫んだと思ったら、いきなり腹に衝撃が走った。

 な、何があったんだ?風魔法か?

 いや、何でも良い。殺られる前に殺るだけだッ!


「くらえっ<スラッシュ>!」


「キャィ・・・・・・」


 アーツを使い、左横から剣を振るった。

 振るった剣を、相手は避けきれなかった。

 そのまま首に命中し、相手の首を絶ちきった。

 ・・・・・・え、もう終わり?もうちょっとこう、何かなかったのかなぁ・・・・・

 ―まぁ、うん。何はともあれ初勝利ッ!

 さて、ドロップ品はっと・・・・・・・・・・

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰 


[フォレストウルフの牙×3]

 フォレストウルフから取れる牙。

 剣の素材になる。


[ウルフの卵]

 ウルフの卵。

 ウルフ系の従魔が産まれる。

 必要MP40


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 ・・・・・・・・・えぇっ、卵が出るの早すぎない?いや、普通に嬉しいけど。

 街に帰って、宿の中で孵化させますか。

 さ、そうとなれば早く帰ろう。

 森を出た。草原には、まだかなりの数のプレイヤーがいる。あー魔法を使ってる人もいるよ。流れ弾に注意しなきゃだな。

 歩くこと数十分、やっと門までこれた。

 さて、後は宿を取るだけだ。

 数分歩くと、大通りに出た。

 マップを開いて、宿の場所を確認してっと、―ここか?よし、


「すいません、一泊いくらですか?」


「いらっしゃい!一泊100ティアだよ」


 あ、ティアって言うのは、このゲーム内通貨の事だ。

 1ティア1円。現実のお金と価値は一緒で、ただ円がティアに変わっただけだ。


「じゃあ、一泊お願いします」


「あいよ!部屋は203号室だよ」


 100ティアをふくよかな女将に渡して部屋に入った。部屋にはベットがあるだけだ。

 さて、孵化の時間だ。

 卵に両手を掲げてMPを注ぐ。こんな感じで良いのかな?

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[ウルフの卵]

必要MP40/40

孵化させますか? 

はい・いいえ 


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 はいを押すと、卵が輝き出した。

 数分後、輝きが収まるとそこには、

 ちっちゃい狼がいた。

 パッチリ開いてる赤色の瞳

 煌めく用な白い毛並み

 そして、可愛くも凛々しさがある顔

 ―カワイイィィっ!?

 何だっこの子は俺を殺す気かッ!?

 いや、落ち着け。

 そう、まずは冷静に・・・・・・・・・・・・・・・


「ワゥン?」


 なれるわけネェダロォッ!?

 なんてカワイイィィんだ!

 

「よし!今日からお前は白だッ!」


「ワォン!」


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[従魔ステータス]

名前 白 

種族 ホワイトウルフLv1

HP 30/30

MP 30/30

体力:30

魔力:30

筋力:5

耐久:10

器用:5

速度:30

幸運:80

所有スキル

【幸運Lv2】【ウルフ戦闘術Lv1】


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 ―やだ、幸運高すぎる


 








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 どうも、友之助です。

この小説はその場の思い付きで書いています。場面が急に飛んだりします。多分

 悪いところがあれば感想に書いてくれると嬉しいです。

 それでは、

貴方に幸運と奇跡が巡り会わんことを❗

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<ファンタジー・フロンティア>~テイマーこそ至高!~ 友之助 @Tomonosuke

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