第4話 とあるダンサーの日記

Tap踏める者達は限りなく幸せに思えて、我もと思い立つも、向き不向きの定め理解し、楽しみなく生きる人の一人となりて我悲しくも仕方の無い事であろうと半ば諦める。

もし、上手く踊れる人であれば悲しさも辛さも、今よりましでありて、後悔無き人生送れるる様に思う。我Sammyであらば、人々に幸せ運べる人になれる。

無駄に生きることも、辛きかな人生。

楽しく可笑しく生きようではないか。時代変わるのならば、我の根本も同じく変わらんかと。

死を諦め、生きるも諦めることはできないと、確信しならば安息の地を求める旅人となりて世界中を回りたく思う。でなければ、ただ後悔のうちに我廃人となるしかなく、それは我自身、納得するところにあらず。できれば世界変える人になりたく思は我の欲望なり。ではまず自身からと、努力するも壁高く、何時の時も我影の下で一休みしたまま。

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満月とライオンと女王 フランク大宰 @frankdazai1995

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