あとがき
大学生になったらこれとこれをやろう、なんて思ってませんでしたか?
私は思ってました。
馬鹿ですね。でも芽衣ばりに思ってました。ホントに。
やりたいと思ったらその時にやらなきゃいけないんですよね。受験勉強だから〇〇を控える、ってよくある話ですけど本当は一番やっちゃいけない。〇〇をやりたければ〇〇をやればいい。そこでやんなきゃ、その後にやれる機会なんてなかなか訪れない。結果、勉強がおざなりになって志望校を変えたって別にいい。たぶんその方が○○をやる時間が取れる人生になるので。やっぱり好きなことやってた方が人生って幸せだと思いますし、勉強の世界に入りたくもないのに勉強して幸せになれるわけがない。
自分はこれが分かってるつもりで、分かってませんでした。だって、大学の方が勉強が楽だと思ってたのだから(笑)。
最後に書いてある通り、この物語は本当は芽衣の物語になるはずでした。芽衣とメイダインという変な二人組に僕の人生を辿らせるつもりで、その葛藤の中でそういうことを表現できたらな、と思っていました。
しかし、僕の抱えていたものは想像よりも大きくて、とても包み隠せませんでした。歪んでいく物語を前に、それならばいっそ全部吐いてやろう、と私の物語に変えてしまいました。おかげでオチも何も特にない、本当に「日記」になっちゃいましたけど、こっちの方が書いてて楽しかったのでまあいいです(笑)。
爆破予告だったりとか、自爆を他人事と思えなかったとか、書きたかったけどあぶれてしまったものがいっぱいあるんですけど、一番書きたかったことを最後に書いておきますね。
うんこを忘れた人間は 跳べも走れもしない
名大電情日記 をれを @lala_sparkle
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
小説(もどき)を書いて思ったこと/をれを
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
いいよね、あんたは楽で/をれを
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます