読むな。感じろ。心を委ねるんだ。


 会話の節々に光るリアリティーと読み物としての起伏が理想的にミックスされた結果、最高にエモい。他に適切な言葉が出て来ない。

 バンド始めたくなるし、学生時代に戻りたくなるし、恋をしたくなる。生きる勇気を、パワーを与えてくれる。そんな物語。祝・第3曲目完結。