第29話 登場人物
第一章が終わったという節目であり、第2章の掲載が未定であるため、一度ここで完結としたいと思います。
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顔面偏差値低めの営業職。
家に帰るとなぜかアルテが居て、彼女の病んだ様子に思わず異世界行きを了承する。
武器は基本的に使わず、魔物にも素手で挑む。
現在の戦闘力は人類最高の444,700
自他ともにブサメンだと認める容姿であり、散々な目に合ってきた過去から、恋人とか嫁は要らないや!と開き直って独身貴族を謳歌する。
が、アルテノンに渡ると、余り容姿について触れてくる人がいないことに、密かに嬉しく思っている。
そもそも、渉自身は自分をブサメンだと言っているが、この世界は獣人族や妖精族など、多彩な人類が存在しており、人間しか存在しない日本よりも、容姿についてはそれなりに受け入れられる。
渉自身もちょっとユニークな容姿だね?
程度で、そこまで嫌悪感を抱くような人類は少ないのだ。
でも本人は日本に帰りたい。
コミュ力は低めで、休日は引き籠りたいタイプ。
「ゲームも漫画もエロ本もないならば、何を楽しみに生きて行けばいいのか分からないじゃないか!!」
聖母神アルテ 18億歳
アルテノンを創った女神。
神の中でも高位の神格を持ち、世界を作ることが出来る。
しかし、経験不足ゆえに、攻めてきた邪神をオーバーキルしてしまう。
その邪神の肉片が、アルテノンに降り注いだことで、悲劇が始まり、人類救済の為に、何度も何度も世界の時を戻してやり直す。
が、全て上手くいかず、病んでいるところに渉と遭遇。
彼に世界を救ってほしいと頼み、快く(と彼女は思っている)受けてくれた渉に、深い感謝の念を抱いており、半ば強引に渉の世話をする。
そのため、渉は1章の途中からアルテに会わないように、拠点に変える頻度が少なくなり、寂しさのあまり、キャロルに渉をつれ戻せと神託を下す。
要らんことをする事に定評があり、渉の部屋に隠したエログッズを全て発見するという
アルテノン1,799,999,999歳
アルテの作った世界。
ボッチ歴が約18億年である生粋のボッチ。
初めて会話できた相手が渉の為、距離感無視の話題で話しかけ続けるという厄介な世界。
泣き虫・マシンガントークという厄介な特性を持つ。
世界自体であるため、情報源として非常に重宝されているが、口に出すと調子に乗るので、渉は黙っている。
聖女キャロル17歳
転生者であり、渉からは暴力聖女と呼ばれる。
転生前は日本人女性であり、元彼がダメメンズであったため、苦労していた。
渉のいない正史では、グラトルに敗れ、生きたまま食われ続けるという凄惨な最期を迎える。
今回は、事前にアルテによって勇者が降臨するという神託を受けており、グラトル撃破後の渉を聖教国にいるアルトリアの元に連れて行く(物理)。
精神的にはこちらの世界よりで、渉と違ってヤらなきゃヤられるという厳しい環境の元、割と容赦ない。
渉にもその元カレと同じような空気を感じ取り、トラウマを刺激されて渉を何とか真人間に戻そうと、物理も駆使した教育をたびたび施そうとする。
聖女となる前は、とある国のとある貴族令嬢であった。
親子丼を流行らせた人。
巫女アルトリア 16~19歳くらい
渉曰く、狂信者。
自分の身を世界に捧げる少女。
渉の
だが、渉に嫁は要らないと拒否されたとき、自身の容姿や教養など、色々と自信を持っていた彼女のプライドが傷つけられ、そのことで絶対に振り向かせてみせると決意する。
渉の容姿に関しては、マイルドな魔物的な感じを持っているが、彼女の重視しているのは性格の方なので、特に問題視はしていない。
渉に披露した巫女舞は、確かに彼を魅了した。
そして一緒に踊ろうと誘ったが、渉が即座に足を挫き、治療のために部屋に引きこもる。
そんな彼を心配して何度も部屋に行ったが、既に渉は教会から姿を消していた。
恋については、障害があるほど燃え上がる女の子である。
ただ誤解のないように伝えておくが、恋に恋する女の子ではない。
魔王
自然を調律する役割を持った聖霊の成れの果て。
ただし憤怒の魔王のみ、元をたどれば人間だった…
邪神の肉体に直接触れたせいで異形となったものと、長年邪気に犯された世界に居たために、間接的に邪気に染まったものの二種類がある。
前者がグラトル・スぺラド・アケトロ・グリトラ・初代憤怒の魔王。
後者がラストラ・インヴィス・イラベル
人型のラストラ、インヴィス、イラベルはそれほど攻撃的ではないが、獣型のグラトル(浄化前)、スぺラド、アケトロ、グリトラは敵を見つければ非常に攻撃的。
グラトル
渉に倒されて、アルテが魂を回収し、浄化された。
本作のマスコットキャラで作者の出せる精いっぱいのゆるふわ要素。
成長すれば、全ての聖霊の王となるドラゴン。
しかし、今現在赤ちゃんドラゴンであり、女性陣に可愛がられているだけだ。
大きさは一般的な座布団ぐらい。
渉と契約している。
ラストラ
植物を操る色欲の魔王。
アルテを成長させた様な容姿の美女で、ヤンデレ。
家族愛が強い、聖霊
敵とみなせば容赦がない。
グラトルを救えなかったことで精神的に不安定になるが、幼い妹の為にと、何とか発狂せずにすんでいた。
渉を本気で殺そうとしたが、グラトルを救ってくれたことを知り、彼に深い感謝の念を抱く。
もとは繁栄を司る聖霊であった。
いたずらしたインヴィスをよく折檻するが、その内容は陰湿であり、グラトルと渉は抱き合って怯えて見るしか出来なかった。
インヴィス
蟲を操る嫉妬の魔王。
成長すれば、まさに金髪のアルテ(スタイル
人前に出るときは美少女に擬態しているが、魔王の力を開放すると虹色の蝶の羽を広げる。
グラトルを救えなかったことで、精神的に不安定な姉の為、幼い姿のままでいる健全な姉弟思いの次女。
実は魔王随一の穏健派。
なるべく殺さず話し合うことを優先する(注 ただし肉体言語)。
表情豊かで、正義感が強い、あとおっちょこちょい。
元は進化を司る聖霊だった。
渉とよく絡む。
イラベル
第1章で一番の被害者。
元中二病罹患者で、数百年前の事なのに、魔女っ娘ベルちゃんとして、老若男女問わず人気の絵本のモデルとなった。
成長過程で正気に戻り悶絶。
以降数百年間、自分の城に引きこもる。
おかげで魔法を使えなくなり(使いたくなくなり)、弱体化する。
魔法も込みならば、最強の魔王であり、グリトラと戦えるレベル。
渉が魔王グラトルを倒した映像を見て、
渉以外には非常に礼儀正しく優しい淑女。
友達になってあげて下さい。
スぺラド
三つ目の大神の傲慢の魔王。
元々はラストラとインヴィスのボディーガードであり、ともに旅をしていた。
朧気ながら、その使命を忘れていないため、ラストラとインヴィスがファースに向かう途中、見慣れない同行者のイラベルを敵として認識し、凄絶な死闘を演じたが、一瞬のスキを突かれ、イラベルに逃げられた。
アケトロ
大空を駆る怠惰の魔王。
海を渡れなかったラストラとインヴィスを別の大陸に運ぶ役目を持つ聖霊だった。
朧気ながら、グラトル、ラストラ、インヴィスに抱く愛情を忘れてはいない。
獲物を探している時に、丁度いい集団を見つけたが、グラトルが楽しそうに同行していることに気づき、引き返す。
今は様々な獲物を捕まえ、拠点である天空大陸の中央にある迷宮の穴に投げ込み、蟲毒を彷彿とさせるその様子を見て楽しむ。
グリトラ
最強の狒々、強欲の魔王。
姉妹が旅をしている間、彼らの拠り所である神樹を守り通す役割を持っていた。
神樹を守るために邪神の肉片に多く触れることになり、守護者であった時の記憶はほとんど失っている。
100の
精霊術士ビスチェ 20歳前後
ツンデレ美女。
でもまだまだツンデレに成りきれていない。
渉のいない正史では、グラトルに敗れて重体になった兄を救うために、薬を求めて裏社会に接触しようとしたが、チンピラと敵対したことで、凄惨な最期を迎える。
このことが人類滅亡の直接的な切っ掛けとなる。
渉によってその危機は未然に防がれるが、彼の聖霊であるアナゴさんによって大事な……とにかく襲われ、再開した渉と共に旅することになる。
兄を救ってくれた恩と、恨みを持って居て、複雑な思いを持っている。
根はやさしい女の子。
因みにモテるが、兄であるブライが近づく虫を排除していたため、故郷で彼氏がいたことはない。
最近渉が気になっている?
イラベルのポエムを聞き、過去に自分も書いたかなという気もしたが、記憶になかった(消去したため)何とかすぐに立ち上がることに成功。
むしろポエムという言葉自体を知識から消していた。
実は未だにブライが持っている裏設定が……見つかったら彼の命はないだろう。
イリア 22~25歳
孤児院の院長代理。
元々孤児であり、冒険者だったが、義父である院長が体調を崩し、自身も依頼途中で大けがを負ったことにより、代わりに孤児院を切り盛りする。
顔に出来た大きな傷の所為で、女としての幸せを諦めていたが、渉が治癒したことにより感激し、以降、渉の事が気になる様子……
イラベルのファザコンポエムを聞き、胸を押さえているあたり、初恋の相手は院長であった可能性が……
エリック
孤児院に住む男の子、渉をわーちゃんと呼んで慕う。
皆に可愛がられる。
パルナと仲良し。
パルナ
孤児院に住む女の子、渉をわーちゃんと呼んで慕う。
獣人で、興奮すると耳と尻尾が千切れそうなくらい振れまくる。
皆に可愛がられる。
エリック大好き。
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読者の皆様には、完結まで連続投稿すると言った宣言を守れなかったことを、ここでお詫びします。
何故かというと、27話を書くにあたって、重篤な症状が現れました。
・日常生活の中で、突如悶絶する
・「死にてぇ……」「殺してくれぇ……」といった独り言が頻繁に出る
・美少女を助けたはいいが、けがをしていて背負って病院に連れて行く。
その間、仲良く話しながら背中の温もりを感じていたが、目が覚めてそれが敷布団の感覚だと悟り、会社に行きたくなくなる
等、酷い障がいが出てしまいました。
そして何とか日に日に少しずつ書き続け、こうして第一章を書ききることが出来ました。
ここまで読んでいただいた皆様、本当にありがとうございます。
PS
厚かましいお願いですが、よろしければ、読者の皆様のこの作品に対する評価を頂けたらと思います。
作者のやる気が上がり、第二章の執筆が始まるかもしれません。
終末(ヘヴィな)世界をゆるふわに! カロリー高め(メタボ) @calorietakame
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