カムパネルラによろしくへの応援コメント
以前に読ませて頂いた作品もそうでしたが、自分にも子供がいて、我が子を腕に抱く幸せを知っているからこそ、母に抱いてもらえなかった、洗礼所に連れていかれた赤子のことを想うと本当に胸が苦しくなります。
童話の様な優しい語り口だからこそ、この残酷な運命が際立っていますね。
堕胎については人それぞれの事情はあるかと思いますが、親の身勝手な理由によるものもたくさんあります。この作品は教科書に載せてもいいくらいだと本気で思いました。
この物語を読んで、ぜひともこの悲しい命が失われる選択をしないでほしいですね。
素敵な作品をありがとうございました🙇✨
作者からの返信
コメントありがとうございます!
心情や状況にいろいろ思いを馳せていただけて、とても嬉しいです。
この話だけでは主人公の事情はほとんど分からないんですが、その行為の冷たさが感覚的に伝われば良いなと思いました。
>この作品は教科書に載せてもいいくらいだと本気で思いました。
ひゃー、もったいないほどのお言葉!
こういうことについて、老若男女問わずちゃんと知る機会は必要ですね。
丁寧なご感想、ありがとうございました!!
カムパネルラによろしくへの応援コメント
静かに眠る子との永久の別れ。
深く刻印された心身の記憶。
ザ・文学! と思いました。👏
作者からの返信
コメントありがとうございます!
哀しい事実の冷たさをイメージにしたら……というお話でした。
ご評価嬉しいです(*´-`)
カムパネルラによろしくへの応援コメント
うええ、やっぱそういう堕ちかよぉ……。
嫌な予感はしてたが……。
命の重さも儚さも、ある意味軽くでも厳かに書いてるのがすごいなぁ。
作者からの返信
コメント、レビューありがとうございます!
ただのオマージュじゃ終われませんでした。
こうなるに至った背景はいろいろあれど、その行為自体の冷たさはこういうイメージかなと思いました。
カムパネルラによろしくへの応援コメント
「真っ暗な部屋に監禁されている主人公の妄想」なのかな、と思いながら読み進めました。(なんて物騒な)
心情的には、監禁に近かったかもしれませんね。
二度と戻っては来られない、闇の世界を走る鉄道。
とても奥の深い作品でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この世界観の暗喩するものが主人公の心境そのものなので、その解釈は正解ですね。
彼女を取り巻く状況など、いろいろ想像していただければ幸いです。
カムパネルラによろしくへの応援コメント
銀河鉄道の夜、堕胎バージョンとは。重いテーマを幻想的に表現、さすがです
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ちょっと意外なオチのショートショートにしてみました!
レビューもありがとうございました(*´-`)
カムパネルラによろしくへの応援コメント
私も似たような体験をいたしました。
顔も伺えません。
その後、夫の実家へ、頭を下げに一人夜行バスで向かったものです。
御作の深さが、とうとうと流れてきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こうした経験というのは、自分で抱えるだけでも決して消えることのない傷ですね。
ただでさえそうなのに、誰かに対する罪悪感になってしまったら、本当に苦しいと思います。
レビューもありがとうございました。
カムパネルラによろしくへの応援コメント
オチに驚きました。
幻想的な雰囲気を崩さずに重いテーマも表現されていて、さすがだなあ、と思いました。
言葉遣いがまさに「銀河鉄道の夜」ですね♪
作者からの返信
コメントありがとうございます!
あの幻想的な作風が本当に憧れで、オマージュしてみました。
最後にどんと伸し掛かる「その事実」が、そこだけ現実的な重みを持つような感じになっていればなぁと思います。
素敵なレビューもありがとうございました(*´-`)
カムパネルラによろしくへの応援コメント
直接表現していなくとも、いや、だからこそ伝わってきます。
父親の顔が思い出せない理由。
麻酔の中の幻想は徐々に彩りを失う。
堕胎はするが、やはり自分の体に宿った命、子供が愛おしい。
主人公を支えられる人が現れると信じています。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この主人公の抱える事情は敢えて書かないまま、心象風景をメインで描いてみました。
どう言い訳しても、事実は変わらないのです。
傷を消すことはできませんが、いつかまた明るい未来に目を向けられる日が来ると良いですね。
ご評価もありがとうございました!
カムパネルラによろしくへの応援コメント
最後の方までまったく先が読めませんでした。美しい描写に引き込まれての、このラスト。重いですね。すずめさんは、出産は赤ちゃんの描写がものすごくお上手だなと感じます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
構造としてはショートショートなので、ラストでオチがひっくり返ったのであれば幸いです。
気付くとこういうテーマを入れがちですね(^^; そう言っていただけて嬉しいです!
カムパネルラによろしくへの応援コメント
はじめまして。
主人公の女性の静かで綺麗な語り方が、オチの切なさを引き立たせていてとても心に響くお話でした。
作者からの返信
初めまして。コメントありがとうございます!
敬体は語尾に限りがあってなかなか難しかったのですが、この主人公はこの語り口がぴったりでした。
何かしらを感じ取っていただけたのであれば幸いです(*´-`)
カムパネルラによろしくへの応援コメント
ああ、ずっしりとくる。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
また素敵なレビューもいただき、とても嬉しいです。
この世界の静けさと冷たさ、主人公の選択とこの先の人生……そういったことに想いを馳せていただけて、書いて良かったなぁと思いました(*´-`)
カムパネルラによろしくへの応援コメント
二度読み返して、ああ、そうか、堕胎かと気づいた次第です。最初は死産かとも思ったのですが。堕ろしてしまったのかと気付いて、夢の内容の意味、感情表現の意味が、身に沁みてきた次第です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
二回も読んでくださったんですね。
そうなのです。主人公は自らそれを選んだのですが、命が消えた瞬間の記憶がない反面、いなくなったという事実だけが重く残っている、という。
そんな喪失感が伝わったのであれば幸いです。
カムパネルラによろしくへの応援コメント
こんばんは。
その経験がないので、想像でしか語れません。でもそこにある感覚が、とてつもないものだろうとは思います。
いま。
きっとこうなのだろうと、様々な語句を駆使して表現しようと試みました。
けれども全て消しました。
そうではないのだと思いました。
それでも強いて、感じたことの方向を示すなら、痛みと虚無感。
どんな感情も突き詰めれば果てしない深奥に通じます。その中でこの二つは、たしかに宇宙のような暗い彼方へと沈んでいくように思います。
遠い、ですね。「私」から見た、なにもかもが。
在りし日も、在るやもの日々も。それを読む、私(須能)も。
私のような未熟者に言えることは、なにもありません。
ただ、ただ。暖かい光が「私」の行く先を照らすように、祈るのみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
彼女がこの選択をするに至るまで、いろんな葛藤や迷いがあったのかもしれません。
やむを得ない理由や、どうにもならない状況があったのかもしれません。
だけどどんな背景があれど、等しく事実はのし掛かってきます。彼女にとっては、闇に覆われた無音の世界に沈んでいられた方が良かったと思えるほどの事実が。
今すぐには難しいでしょうけど、いずれまた進んでいった先で、陽の光の下で温もりを抱ける時が訪れれば良いですね。
カムパネルラによろしくへの応援コメント
道は分かたれて、もう交わることはないのでしょうか?例えどこかですれ違ったとしても、気がつくことはないのかも。
切ないですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうですね。たとえこの先、何らかの形ですれ違うことがあったとしても、彼女にはもう分からないでしょうね。
せめて喪われた命が別の形で幸せになれば良いと思います。
カムパネルラによろしくへの応援コメント
語り口にとても奇妙で不思議な感覚を感じました…まさかこのようなラストとは…
この女性はどのような状況になってこうなったかは分かりませんが、何であれ、ひとつの命を手放すことはとても勇気が必要だろうし、悲しみが常につきまとい、苦しみとも戦わないといけないんだろうなと思います。その感情がとてもリアルに伝わってきました…
作者からの返信
コメントありがとうございます!
夢オチということが絶望、みたいなラストでした。
オマージュ元の『銀河鉄道の夜』の雰囲気を借りて、その行為の冷たさと哀しさが表現できたかなぁと思います。
どんな事情でも、必ず傷は残りますね……
お読みいただけて、深く感じ入ってくださって、とても嬉しいです!