やまよしの雑語り

7.独り言と会話の一致

　子どもの頃から、独り言が多い。

　小学生のころ、独り言の中で物語を考えてたら、それを上級生に聞かれて、からかわれたことがある。

　風呂場にいると独り言をする。

　散歩してても独り言をする。

　独りで映画館に行っても、カフェに行っても、どこで何をするにも、油断すると独り言をする。

　独り言の内容は7割方、自分専用アニメ夜話だ。

　You Tubeや本を読んで得た知識を整理して、頭の中でゆっくり解説動画の映像を浮かべて語っているのだ。

　その独り言は、そのまま友達との会話に使われる。

　孫悟空がスーパーサイヤ人になったのは、鳥山明先生がベタ塗りの時間を惜しんだからとか、最近の映画はフィックスが少ないとか、ヤマト・ガンダム・エヴァの次なんて無いとか、『アラビアのロレンス』は現代人の孤独を描いている（ライムスター宇多丸さんの受け売り）とか。

　そんな話ばかりである。

　私の友人には、そんな話に付き合ってくれる人が多いので、助かっている。

　だから、私の場合、独り言と会話の内容が似てしまう。