第3話
やっとか。
許可をもらい、外に出てみると、屍の山だ。
下半身が引きちぎられた体。
首の肉が食いちぎられた頭。
木の棒に串刺しになっている遺体。
もう段々この光景に慣れてきた。
反面、ハンドガン一丁でほんとう本当に戦えるのか不安になってきた。
外に出て8秒後アンデットが寄ってきた。上手くヘッドショットを食らわせて、逃げる。早く逃げなくては死んでしまう。レオンはラクーンシティ郊外に住んでいる。そこまで車で走る。
途中アンデットを何体もひいた。
一時間かけてやっと着いた。玄関に入った途端に自分の体の中が血生臭い匂いで埋められていくのを感じた。
レオンは生きていた。俺はレオンを車に乗せて、警察署まで走った。その間、今の状況を説明した。レオンは言った。その一言で俺は絶望した。
アンデットを人間に戻す方法などない。駆逐して、自分が生きるしかないのだ。そして俺はレオンに頼まれた。
ウィルスをこの世から消し去ってくれと。俺は警察署で深い眠りにつき、
起きたのは、翌日の昼だった。
Biohazard Next Tragedy @pocky_taihoo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。Biohazard Next Tragedy の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます