美しき混沌に禍あれ(後編)

@hikarun0308

始まりと終わり(後編)

     ヴヴァアアンヴ                          「……ここは?新奈ちゃん!ここどこ!?」 目の前には倒れている新奈ちゃんがいた。

「よお、、、さっきぶりだな」

なんだっけこいつ。そうだあの当たり屋か。

「私のよげふんげふん友達に手を出したな!」

「o(`・ω´・+o) ドヤァ…!」

「は?」

怒りが沸き立つ。初めての気持ちだった。

「この子には手を出すな!!!手を出すなら私が相手だ!!」そういって私は相手に言った。        

「フハハ、俺に勝てるとでも思っているのか!?この小娘どもがああああああああああ!」 相手はナイフを出してきた。危ない。この時点で危険を察知した私だったのだが新奈ちゃんを傷つけるわけにはいかない…… ここは私が相手をしないと……                                    「私の名前は隼 めぐみ!! 今からお前を…… ぶっ殺す」 私はこれまでにないほどの力が出た。

「どおおおおりゃあああ」

とてつもなく、今までの本気よりも力が強く、固い伝説の·····

「無言の腹パン」

「( ゚∀゚):∵グハッ!!」

男は流石に応えたが、まだ起き上がる

「まだまdがはっ」

ギリギリのようだ

「トドメだァ!!」 私はこれまでの全部の怒りをぶつけた。                           「ぐはああああああああああああっ…………… バタッ……」その男からは血や脳みそ、内臓や肉片など人体にあるありとあらゆるものが飛び散っていた。 しばらくして新奈様が起き上がった。                            

「んにゃぁっ  !? 血!!!!! ぎょえっ めぐみちゃんこれどうした…の…??」                                              

「人を……殺した……私を本気にさせるとこうなるわよ♡ 新奈様にはそんなことしないけどねー」 新奈様の顔が引きつった。そして叫びだした。       

 「ギャアアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」 その声で大地は裂けていき、建物はひびが入って崩れていった。                                        「新奈ちゃん!落ち着いて!!!!落 ち 着 い て!!」

「ハ━━━ヾ(。´囗`)ノ━━━イ」

「えぇ...(困惑)」

「ねぇ新奈ちゃん」

「(*´-ω・)ン?」

「この世界を一緒に滅ぼさない……???」 私は自分自身でも何を言っているのかわからなかった。

「私もこの世界を滅ぼそうとしていたの……。実はあの穴地球のほぼすべてを飲み込む穴にしたかったんだけど、サイズ間違えちゃって……」さりげなくとんでもないことを言う新奈ちゃん。しかし、私にはそんな力がないので新奈様に頼むことにした。 「新奈ちゃん!!今すぐに地球を滅ぼすことってできる??」

「できるよぉ……頑張れば!」 新奈ちゃんはものすごく真剣な顔をしながら力を貯めていた。10秒後、再び大地が裂けはじめた。今度のは規模がデカい。無慈悲にも学校やビルなどが崩壊していった。

「新奈ちゃんこれって私たちどうなるのかな」

「きっと次に繋がるんだよ」

へ?ん?ほう

「次はどうなるのかな」

「きっと一緒の友達だよ」

「友達なの?」

「( ˙꒳˙ )ウン!!¨̮⑅*」 やっばぁかわぁ

「これからも友達だよ」

「うん!(満面の笑み)」 こうして私たちの地球は滅びた……            

―――― ここは    いつも通りの天井…          

                     END

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

美しき混沌に禍あれ(後編) @hikarun0308

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る