12国記や中国の英雄談の好きな方には、お勧めの作品です。時代や国が変遷して、主人公が麻のように乱れた世を統べていく様を、堪能しようではないか。

面白いっです。まだ最新話まで追い付いてはいませんが、いやもう面白いです。主人公の少年樹弘が極貧の中から泉国の国主に上り詰めるまで、国主になってから、そして周辺国の情勢などなど、樹弘をメインとしながらも沢山の人物、物語が紡がれています。
樹弘以外の他国国主たちもなかなかの曲者揃いで、彼らの国もすごく気になり、この作品の壮大な世界観が想像できて楽しいです。
ふと見かけて読み始め、自分の執筆もそっちのけで続きが気になり読み進め、気付けば結構な時間が経っていたことも。(笑)
各国に伝わる不思議な神器もしっかり出てきて、ファンタジー心もくすぐります。キングダムと十二国記が好きな方はハマると思います。（←自分も好きです）
樹弘と共に拳を握り、泣き、笑い、時に樹弘の側近と一緒に彼に驚かされ、物語の中にどっぷり浸かりました。
最近は戦記物にはまっていますが、そういう時期にこの作品に出会えて良かったなあと思っています。
皆様も是非ご一読を！(*^O^*)

戦国七雄ではなく、印、泉、龍、静、斎、翼、界の七国の物語です。そこに、条国、伯国、極国も加わって物語は展開していきます。


泉国の樹弘が真主になるまでの物語に始まり、隣国伯国に物語は移り、さらに極国と龍国の戦いの物語に、さらに話は、翼国へ。

重々しい歴史大河なのに、さくさくと読めてしまう作品。読む価値のある作品です。

壮大なお話になりそうで、とてもワクワクして見させていただきました。
続きが楽しみです。

こんなしっかりしたファンタジーが無料で読めるとは...若い頃、12国記を読んでいた感覚を思い出しました。
あのような小説が好きな人にはぜひ進めたい！