第29話 古竜と竜術のSF的設定について
第29話 試される王
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885843307/episodes/1177354054885866365
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修正箇所は、
・〈御座所〉の読みを、「トーア」から「おわすところ」に変えた(特にカタカナである必要を感じなかったため)
・レーデルルが火を噴くかのような描写をしていたので、消す
・「跡を襲う」→「王になる」のように、やや表現を易しくした
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リアナやデイミオンが、別の場所で、それぞれ竜術について考えたり説明したりしている。
あちこちで少しだけ触れているが、古竜はすでに失われてしまったロストテクノロジーの生物武器という設定があるのです。
あやふやにしか書いてないので、読んだ人がいろいろ解釈して楽しんでもらえればなと言う程度です……。
イメージはこんな感じ:
星間航法が存在する未来。人類は新天地を求めて星の海を渡る。しかし、新しい星にたどりつくまでには宇宙船の中で世代が交代するほどの時間がかかることもあった。また、その星を人間に棲める場所にするための非常に高度な科学技術も必要だった。世代をまたいでもその高度な技術が問題なく使えるよう、魔法のように直感的な武器や装置が。高度な専門職や、指導者となるべき人間も必要になるはずだ。
また多くの人間は冷凍睡眠みたいな状態で移動できるかもしれないが、宇宙船の乗組員たちは起きて活動し続けなければいけない。
そういうわけで、五種の古竜は星をテラフォーミングするために生まれた。その古竜を使役するため、また宇宙船を滞りなく航行させるため、高い専門能力と長寿を兼ね備えたデザインヒューマンも作り出された。彼らは旧人類とは大きく異なっていた。……
白竜が気象を操作し、紅竜が物質を加工する。黒竜は炎をもって敵(とみなされた原住の民)を平定し、青と黄の竜が医療・技術・人文科学などでバックアップする……
ロマン! そしてマシュマロのごとくふわふわしたSF設定!
そうそう、だからあの
私の好きなSFに、コードウェイナー・スミス《人類補完機構》シリーズというのがあって、設定上大きく影響を受けています。
そういうバックストーリーをイメージして読んでもらうと、また面白いかもしれませんし、単に設定上のアラやミスが見つかるだけかもしれません……うぅ。
【レビューお礼】⑥ 喜びの歌
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885999373/episodes/1177354054887200842
第21話 睦ぶ ③
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886041624/episodes/1177354054886222851
この二話はどちらも、第二部のデイミオンとリアナの初うふふなシーンを書いていて、「喜びの歌」はレーデルル視点になります。しゃきしゃきじゃなく、ふんわりした雰囲気SFですが、もしそういうのがお好きでしたら読み比べてみてください。
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