番外編 天使のいる生活
眼前で、魔法の気配がした。
頬に水滴が垂れた。小さな水の塊は、肌の上を滑り広がって終いには感じなくなるほど小さな粒になった。
これが私の目覚めの合図。
頭の中でカウントダウン。3.2.1.0。正確に時間を刻み、ゼロと同時に目を開ける。
目を開けると同時に、目の前で右手の人差し指と、左手の人差し指を振れ合うギリギリの距離で保つ。その間で魔力を行き来させるパスをつないで魔力の巧緻動作を確認した。
魔力を使って、針に糸を通すような繊細な作業を行う。米の1粒1粒に「ありがとう」と筆で文字を書くぐらい簡単な作業。
ここ最近、自分でも驚くぐらい魔法の調子が良かった。
魔力を放出する際の変換ロスは少ないし、魔力と魔法の変換効率も過去最高に良い。
どれもこれもが、私生活が今までで一番うまくいっていることの裏付けになっていた。
頬の力が抜けたまま、ベッドに腰かけた。
大きなベッドの真ん中で、幸せそうに寝ている人間の男性の横顔を見る。あどけない子供のように気を抜いて寝ている。そんな顔が見られることが嬉しくて両手をほほに当てながら笑い声を堪えていたときだった。
暗い室内で赤い目が光った。
ご主人様の向こう側で寝ていた女性を起こしてしまったらしい。赤い目は私を捉えながら「なにかあった?」と目で聞きながら自分を指さす。ジェスチャーで「わたしもいこうか?」と聞いてきた。
かつて嫌になるほど顔と顔を合わせて、毎日毎日繰り返しお互いの死を望んでいた相手とベッドを同じくして目が覚めるなんて思っても居なかった。
昨夜、はじめてお互いに腰を落ち着けて話した。過去のことは水に流して許し合い、同じ方向を向いた。私たちが再開し、同じ主に仕えて2日目の夜だった。
いきなり仲良くは難しい。けれど、お互いに信頼している部分は幾多とある。
フェンリルに関して信頼しているのは、近接戦闘能力、機動能力、対魔法性能そしてなによりシックスセンス。戦いの場でしかお互いを知らない私たちだったから、そんなところしか知らないのは仕方がない。けれど、知ってるからこそ使えるコミュニケーションもある。
私はハンドサインで返した。
「問題ない」「あなた」「待機」「わたし」「先行する」
素早く右手で「寝てていいですよ」と答えた。念話を飛ばすことも考慮したが、極力魔力は使わない主義により使用は控えた。
レインが右手を動かし、ジェスチャーを送ってきた。
「エントリーポイント」「9」「時」
「9時には起きると思うー」ぐらいの意味でメッセージを受け取った。
私は親指と人差し指で丸をつくった。
「了解」
そう答えると獣人は枕に頭を預けて、ご主人様の手を握り腕を絡ませてすぐに寝息を立てた。どこでも素早く寝に落ちるスキルは、兵士には必要なものだった。
私は静音化の魔法を無詠唱で唱えてから、主の眠りを妨げないように寝室を出た。
湿度と温度の調整をしていない屋敷の中は、朝の冷たい空気で満たされていた。昨日のうちに屋敷に結界を張り、領域化する作業は終えていた。例え王都がドラゴンの群れに襲われ、壊滅したとしてもこの屋敷だけは揺らぐことはない自負があった。それに加えて屋敷の内側は絶対領域と呼べるぐらい手中に収めていた。些細な変化にも気が付ける。
何も身につけないまま屋敷を歩く。3人しかいない広い屋敷だ。2人が寝ているのを確認しているし、庭にいる優秀な2匹の番人も寝静まっているのを知覚できている。
木の手すりを持ちながら、ゆっくりと階段を降りた。気を付けて足元を確認しながら階段を降りないと、ついついゴーレムを踏んでしまいそうになる。
今、屋敷の中には無数のゴーレムが走り回っていた。
屋敷内を掃除する白いゴーレム。
屋敷内と薬草ハーブ園の植物に水をあげ、手入れを行う緑のゴーレム。
庭と畑の手入れを行う、茶色いゴーレム。
上水・下水など水を管理する青いゴーレム。
火を扱える赤いゴーレムは、暖炉に火をつけたり、水をお湯に変えたりする。
単純な命令で動くゴーレムを複数種類制作し、数を増やすことで屋敷内の機能を維持させることにした。静かに動くゴーレムたちは、朝の30分ほどの時間を働き続け、屋敷内の清潔と体裁を保ち続ける。そしてまた魔力を取り込みながら眠りについて、次の日の朝早くに動き出す。ゴーレムを動かす人形遣いとしての経験が乏しい私には、これが精いっぱいの性能だった。
大戦時、無数の腕を用いて、ひたすら岩を投げ続けてくる巨人のゴーレム兵器「ヘカトンケイル」などを作り出した人形遣いと比べてしまっている。単体のゴーレムが無数の腕を最適化して動かす命令を下せるほど、人形遣いとして経験を積んでいなかった。ただ、それが嬉しくもあった。生活魔法を中心に使う暮らしは、平和そのものだった。氷の槍を飛ばしたり、炎の渦を起こしたり、隕石を落下させたり、一面を銀世界に変えるよりは、ずっとずっと良い暮らしだ。暮らしが変われば、使う魔法も変わる。もっと生活魔法を学んで、便利な生活を私の主に提供したい。その気持ちだけで新しく魔法を学ぶことができる。
窓際では青色のゴーレムと白色のゴーレムが仲良く掃除をしている。ときにお互いが踏み台になりながら、窓を掃除していた。ゴーレムが肩の上にゴーレムを乗せながら掃除をし始める。それが窓の高いところまで掃除できる方法だと気が付いたらしい。3段、4段と積みあがったところでバランスを崩して空中で4体がバラバラになりながら落下していく。
「うふふっ」
なんだかそんなゴーレムたちが可愛らしくて、笑いながら魔法を唱えた。浮遊の魔法。地面に近いところでふわふわ浮いているゴーレムには表情がないけれど、どこか不思議そうだった。私のゴーレムはその土地の土からできたコアと水のボディで出来ている。高い所から転んで落ちたとしても、ゴーレムの体が弾けることはない。だからといって、床に落下しそうなゴーレムたちに浮遊の魔法を使うことは間違いじゃないと思う。
パンッ。手を叩いて魔法を解いた。ゴーレムたちはお尻から地面に着地した。すぐに立ち上がって窓の掃除をしている。肩車は2段までに控えながら。
一階にある浴室についた。従者の手によって、浴槽にお湯が張られている。大理石でできた白いバスルームは、窓から差し込む光によって、ぼんやりと明るい。
嬉しいことがあった。
この時間にお風呂に入ろうとするのは2回目だった。緑色と茶色のゴーレムが浴槽の傍で作業をしているようだった。
浴室に手入れの必要な植物なんてあったかしら。そう思って、自分がいかにゴーレムのことをわかっていないか思い知らされた。私が入ろうとしたお風呂に、花びらが浮いている。色とりどりの花びらが香りを撒きながら、水面を泳ぐ。
私がそれを見ると、お風呂に集まっていた色とりどりのゴーレムたちがそそくさと風呂場から逃げていく。まるで、さきほど寝室を出た私のようだった。ゴーレムに性格なんて設定していない。素材を選んで、単純な命令を文字にしてコアに書き込んで、体に埋め込むだけ。もしかして、人形遣いの人形は作り手に似る? まさかね。
その可能性を否定できない私は、浴槽の傍に腰かけて足をお湯に入れて遊ばせていた。体にお湯をかけながら、髪をまとめていた。太ももに白い花の花びらが、水で肌にくっついている。透き通るような透明な白い花びらはアネモネのようだった。美の女神が作り出した逸話のあるほど、美しい花だった。花に込められて贈られる言葉は、期待や希望といった前向きな言葉。期待と信頼を全く別の言葉とする私の中の辞書では、信頼のほうが価値が高かった。花びらを指先にのせて、息を吹きかける。水を含んで重くなっている花びらは、お湯に沈んだ。
右目を隠すように、顔に手を当てた。「遠見」の魔法を使った。閉じた右目に、屋敷内の様子を映す。掃除は順調。寝室は変わりなし。外の天気は良し。2匹のドラゴンは庭で仲良くお休み中。
屋敷内の各所を見て回った。次に心配するのは朝の献立。
なにを出したら喜んでくれるのだろう?そう考えるだけで心弾ませる自分がいる。まるで年頃の乙女のよう。自分がご飯をつくって、まして誰かが食べてくれるなんて思いもしなかった。天使も悪魔もエネルギーを食事から取り入れる行為はしない。だから、毎日食べるパンを確保する大変さなんてあずかり知らない苦労だ。兵站なんていう永遠の課題に取り組むときも「下級兵士はなんて不便な体なんだろう」ぐらいに悪態をついていた。
嗜好品以外を口にするのは無駄だと思っていたことはある。けれど、食事は楽しいものだとご主人様が教えてくれた。毎日の食卓が重要なコミュニケーションになる。少なくとも私たち3人は食事の時間はいっしょだ。なんでもないきっかけで集まれる食事の時間が、私は好きだった。
毎日のキッチンでの料理は新しい挑戦だった。
そもそもキッチンナイフなんていうものは持ち合わせていなかった。久しぶりに開いてみた自分のアイテムボックス内にあった軍で支給されるような無骨で頑丈なだけのつくりの大型ナイフで代用した。雑なつくりのそれを、手癖で手の上で回している姿をご主人様に見られた。目を見開いてこちらをみている姿に、ナイフを落としかけたのを覚えている。私のご主人様はナイフを持ったことを無いと言う。徴兵制度もない国だったらしい。ご主人様といるとついつい警戒を緩め毒気を抜かれてしまう理由が分かった気がする。自称、剣と魔法の無い国の商人であるご主人様は剣と魔法に並々ならぬ関心をお持ちだ。そのうち剣や魔法に振り回されていないか心配になる。しっかりした方だけれど、どこか抜けているから。
「ふふっ」
浴槽の中、右手を天にかざし、真上を見ながら笑みをこぼした。
右手に刻まれている主従契約印は月と太陽。私が月で、ご主人様が太陽のシンボルを合わせ持つ。使い魔の証であるそれが、ただただ嬉しかった。
そんなことを思っていると本題の朝食のアイデアがふっと降りてきた。そうだ、エッグ・ペネディクトにしよう。
キッチンのアイスボックスのなかにハムやベーコン、卵にパンやトマト、ほうれん草といった食材が入っているのを思い出した。アイスボックスとは名ばかりで、アイテムボックス化したフードストレージだ。鮮度や品質を落とすことのないタイプのアイテムボックスをキッチンに置いてしまった。見た目よりも貯蔵できる量が多いので、飲み物を水差しに入れに来るご主人様が驚いてしまっていた。フェンリルは、よくアイスボックスを開けっ放しにしてしまって、冷気を閉じ込める魔法の効果が弱くなっているからやめて欲しい。何度いっても聞かないから、結局扉が勝手にしまるボックスにしてしまった。ご主人様が驚きのあまり「アイスボックスが自動ドア化した」とお風呂に入っている私に言いに来たのはそれだけ喜んでいたからだと思う。勢いよく扉を開けてバスルームに入ってくるものだから、驚いて「吹き飛ばし」の魔法を使いかけた。指先をくるくると回してごまかしたのは今思い出しても恥ずかしい。
それを思い出してため息をついた。鏡に映る私を見つめ返す。鏡は正直だった。不安げな私の表情を湯気でさらに曇らせて映してくれる。
どうも私、裏切りの代名詞であるルシフェルは他人に心を預けるのが苦手らしい。熾天使にもなれば、他人の心の声に耳を傾けることや、考えていることがわかるようになる魔法を使えてしまう。これは相手も心の内を見せないと、自分も信頼できなくなってしまうような魔法かもしれない。
サタンを名乗っていた時も盟主となり眷属は居たが、信頼はおろか期待もできない盟友ばかりだった。他人の言うことなんて参考にもしない唯我独尊のスタンドプレイヤーたちしか周りにいなかった。自分こそ至高と言わんばかりの自信と過信に偽装された悪魔たち。それらをまとめきれずに、私を信頼して登用してくれたはずの邪神の信頼まで失い、私は立場を失った。
振り返ってみると人に信頼される、人を信じるという行為がますますわからなくなってきた。ご主人様の信頼を得たいけれど参考になるような過去は持ち合わせていなかった。
「はぁ~~~っ」
長い溜息をついたときだった。
「つまるところ、僕に信頼されたくて悩んでるってこと? そう言ってくれれば一緒に考えるのにね。やぁ、おはよう。お風呂いっしょして良い?」
水面を激しく叩いた。突然、真横から声をかけられて気が動転した。両手を壁のように突き出して、拒絶を示していた。慌てて取り繕った。
私の意に反して、予想通りとご主人様は笑っていらっしゃった。
「存在希釈スキルと気配遮断スキルの組み合わせって透明人間になれると思ったんだよね。透明人間って良いよね、誰にもバレずに何でもできちゃう。ルインにもバレなかったから、実験成功かな」
ご主人様はタオルを頭の上に乗せて、同じ浴槽に入った。2人入ったとしても広さには余裕のあるお風呂だ。狭いことも無いけれど、私は膝を折り、小さく体を丸めていた。さきほどの失態がすべてを物語っている。まだ、慣れてないだけだと心を落ち着かせていた。
「僕の国の言葉で、裸の付き合いってのがあるんだ。お互い裸で、身分や種族の違いはあっても自分たちは同じだって表しながら、本音を語る付き合いのこと。ひとつ、聞きたいことがあるんだけれど、ルインって普段から読心のスキル使ってる?」
熾天使レベルにならないと使えないようなスキルをご存じで、私が保持していることまで知っていらっしゃる。ご主人さまは情報系のスキルを有しているとは思っていたけれど、精度の高さに驚いた。普通の鑑定ではそこまで見えないはずなのに。
「普段からは使っていません。魔人と敵対してカマをかけたときや魔王ブラコと対面したときには使用していました」
ご主人様の考えるときのクセが出た。人差し指をリズム良く叩き始める。
「僕も読心のスキル取得できるんだよね。なにがしたいかっていうと、ルインのこともっと知りたいんだ。で、ルインは僕に信頼されたい。僕たちが2人っきりのときだけ、心と心で対話しませんか?」
お互いに心の声を聴きあって同じ時間を過ごそう。そんな提案が、まさか自分の主からあるとは思わなかった。
「読心のスキルを使用します」
この胸から溢れる喜びの感情を、私のご主人様に聞いて欲しかった。それよりも、私の綺麗では無いところまで触れて欲しかった。誰かに言いたかった。辛かったこと、悲しかったこと、泣いて過ごした夜のこと。それを分かち合える友が欲しかった。
初めて聞いたご主人様の心の声は、とても楽し気だった。
『一人じゃないって理解した?』
伝えたい気持ちを表現するのに言葉は不必要になった。
私の手が取られた。指を開いた。指と指が恋人のように絡み合った。
ご主人様に寄りかかった。体を開いて迎え入れられ、濡れた黒髪同士をくっつけた。
反響する水音と、お互いの笑い声が響いた。
この屋敷の全部を手中に収めていたつもりだったけれど、今は自分の心すら手中に収まりきっていない。いくら胸に手を当ててみても、手のひらから溢れていく。いつからか、涙を流していた。どうやらこの体でも抑えきれないらしい。
その気持ちをなんて言えば良いかわからなくて、涙を流してぼやけた視界のまま、振り返ってご主人様の顔を見つめた。
慰め合うように唇を合わせた。1度、2度、3度。繰り返すたびに止められなくなっていく。火のついた心に、お互いが空気を送り合うせいで大炎が起きる。
ご主人様の上に私はまたがって、淫らな情欲を貪った。髪を解き、恥ずかしさと安心感を感じながら抱き着いたままキスをした。鳥のように軽く、何度もキスを繰り返した。
鼻同士をくっつけあってお互いの目を見つめた。瞳の奥がギラギラした優しいまなざしが私を見透かしてきた。
ゾクゾクした私の快感も、きっと伝わってしまった。
私は自分が女であることを思い出すと同時に、思い知らされた。
口から自分のものではないような、淫らな嬌声を上げた。
※※※
「ふぁ~。おはよー。あれ、ご主人どったの?」
ご主人様は、屋敷の入り口近くの応接用のソファで横になっていた。私の膝の上に頭をのせて、バスローブ姿でぐったりと倒れている。時折、冷却の魔法で額に載せているタオルを冷やしなおして、載せなおす。玄関を開け放ち、風を入れていてもまだご主人様は暑そうだった。
「……朝風呂でのぼせてしまったようでして」
歯切れ悪く、フェンリルの顔を見て言えなかった。
「あちゃー。暑そうだねー。あたし体温高いから、近寄らないほう良さそう。あとルシフェルー、なんか鳥いなかった?」
「鳥ですか? いえ、思い当たりませんわ」
「ふぅーん。なんか綺麗な高い声で鳴いてたんだけどなぁ。キュイッキュイッみたいに。なんだったんだろー」
思い当たる節が自分にしか無かったので、急いで話題を変えることにした。
恥ずかしさで死んでしまいそうです。
「レ、レインっ。ごはんにしましょう。作ってあげますわ」
「わっ、ほんと?嬉しいな~。じゃあねー……パンケーキがいいなぁ。みんなで食べよー?」
私はご主人様の元から離れて、レインと一緒にキッチンに向かった。
キッチンについた途端、そっとレインが私の肩に手を置いて、耳元で話した。
「ごしゅじん、すごいよね。征服されちゃいそうでしょ。今度はいっしょにシよう?」
チュッと音を立てて、唇を奪われ、吸われた。弾力を持った瑞々しい唇が1度、当たった。
「わふっ。やっぱりルシフェルって羞恥心とか屈辱とかに気持ち良くなっちゃうタイプでしょ。イジメがいありそー」
そう言うとレインは尻尾を振りながらアイスボックスを開いていた。「パンケーキ、パンケーキ」と歌いながら果物を物色している。
どうやらもうひとり、私をわかろうとしてくれる友人が居たらしい。けれど素直に認められない私は、友に向かって叫んだ。
「フェンリルっ!? からかわないで下さいっ!」
「んー?怒った声を出す割には、足取り軽いよ?動きと声が合ってないよーだ」
私はついつい、そう言う友人の尻尾を掴んだ。美しい尻尾を梳くように大事に撫でた。
「ひゃんッ!もーっ!わっ、あんっ、きゃっふふ、あはははは」
「うふふっ」
笑い合って、鼻と鼻を合わせるぐらい合わせて許し合った。
この後、私はひたすら唇を貪られ、顔面がよだれまみれになって目を開けられなくなるぐらい舐められるまで離してもらえなかった。
異世界に行ったら働かなくて良いって聞いてたのに! 扇 多門丸 @senzanbansui
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