歌をモチーフに、短編を書いたと作者様は書いてあったけれど、半分は作者様の妄想なんじゃないかなと思います。
夢と現実の間で、この世界が何なのか、一番考えているのは作者様なのではないかと思いました。
一番好きなお話は、青いシャツの男の話です。
一件、ちょっとおかしな男と言うか、そこまで青いシャツに拘るのかと思いましたが、それが深い愛情の証なんだと思った時、とても感動しました。
女性だったら、好きな人に褒められた料理を、得意料理だと言って、毎回作る感じに似ています。
短編ですが、読み応えありました。
また続きを楽しみにしています。