僕は天使

@205129

嘘…だろ

「う、嘘だろ…」

やってしまった、自分の前には人間の(男の)死体が一つある、そして近くには自分1人周りには誰もいない、何より自分の手には血(死体の)がべっとりついていやがる。

この状況は僕を殺人犯としてしまっている。こうなったのは僕のせいだが、僕が殺したわけではない、だって… 

「そこで何してるの!!」


怒鳴ったのは同い年か年上くらいの女だった、後ろには女と同い年くらいの男もいる、警察?そんなわけがない。

その女は言った

「これを…あなたが…?」

僕は戸惑いながらも、ゆっくりと

首を縦に振った

その女は女性らしく両手を口に当てて言った

「嘘…でしょ」 


僕は二人に「ついて来い、聞きたいことがある」と告げ、断ったら無理やり連れて行かれた。2人は僕を「事務所」に連れていくと言った。

「事務所」は人の家(多分2人のどちらかの家)だった。入ってすぐ切り出した、   「あれをどうやって殺したんだ?」

彼女の顔は恐怖を浮かべているように見える

「僕は…」言うしかない

「か、かれは…彼は!僕が手を触れただけで、血を、血を吹き出して、し、死んだんですっ!!ハァ…ハァ…」

「やはりか…」

2人の顔色が変わった。

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