先見性

作者 nobuotto

6

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★★★ Excellent!!!

そんな会話がこの先聞こえてきそうな気がします。

天才が生み出した技術。それは巨万の富となり一族に繁栄をもたらす。

ですが、果たしてそうなのか?
その答えはここにもあります。

優雅に泳ぐ、その古代の姿に。百年という歴史がある。

先人が後の世の為と思ってしたことが、もしかすると……?
まあ、先の事を考えて作るのは、幸せな物語りですものね。不幸を考えていても、その物語は始まらない。

ただ、この物語では知ることが出来ます。

今、良かれとしていることは、未来でははた迷惑になってたりする?

ただ、その声は聞こえない。

だから、この物語で聞きましょう。ダイナマイトとは違うインパクトがありますよ!

★★★ Excellent!!!

一読して、思わず「ほほー」と感嘆の声が出てしまいました。
「うまい話には裏がある」を地で行くようなショートショートで、小気味よいブラックユーモア小説でもあります。ちょっと含まれている社会風刺がまた痛快です。
盛り込まれたアイデア同士の相乗効果が抜群で、ロジカルに展開してゆく本文に、思わず引き込まれること間違いなしでしょう。最後に待ち受けるオチは、この手のブラックユーモア作品のお約束でもある苦々しいものですが、それ以上に「一本取られた!」という清々しさからくる後味の良さが楽しめます。お勧めです。