編集済
コメントではお久しぶりです。和歌が好きなので思わずフォローしました。
和歌って、それを詠んだ人の性格や息づかいが伝わってきますよね。「あかねさす」は『万葉集』の中でもいちばん秀逸だと感じる和歌の一つです。
額田王の小悪魔的な性格が伝わってきて。恋のライバルだった持統天皇はあっけらかんとした性格が伝わってくる和歌を詠み、でも、彼女の方が政治的な実力でもしたたかさでも上だったという、そのあたりの人間関係も面白いです。
説明上手な舞夢さんの『万葉集』紹介、続きものんびり楽しみにしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。お久しぶりです。
万葉集は、「いつか」と考えていました。
和歌の根本でもあって、日本人のものの考え方とか、言葉の根本にもなっています。
様々な人の歌を、相聞歌を中心に、書いていきたいと思います。
額田王と大海人皇子の掛け合いは、その後の日本の歴史を考えると、どうしても欠かせないと思いました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
編集済
これです!
ワタシが大好きな相聞歌💕
大和和紀先生の『天の果て 地の限り』ではとてもロマンチックに描かれていました。
ロマンチックと言っても秘めた恋ですけれど。
ワタシは額田王と大海人皇子カップルが好きなのですが……。
☆追記
丁寧に解説してくださりありがとうございます。
ワタシも少しだけ解説書などを読んだのですが、確かに宴会の掛け合いなどと書いてあり少々興ざめしてしまったので(笑)、ひとりでロマンチックに妄想しています。
当のおふたりがどう答えるか、それを想像してひとつ心に収めるのが風情という舞夢さまの素敵なコメントにうっとりしてしまいました(^_−)−☆
作者からの返信
コメントありがとうございます。
古代人のロマンなのですが、それぞれの置かれた立場、力関係、秘めた想い、複雑に絡み合っていて、万葉集の編者は、雑歌にいれてあるのですが、相聞歌なのか、宴会での単なる掛け合いなのか、研究者たちも悩む二人の歌です。
実際のところは、詠みあった二人に聞きたいところですが、聞いても答えてくれるかどうか・・・想像の中に収めるのが、風情と思っています。
昔の歌で不思議なのは「この2人がこんな恋文のやり取りをしてたんです」と、秘密の恋の歌まで残ってることです。
あれって、誰がどうリークしたのかと気になりますが、このやり取りの一説のように、「もう昔のことだし」と宴の楽しい出し物みたいにやってたのかなとも思います。
この当時、もうそんな恋や愛やという年齢でもないですし、古代の人ってそのあたり、なんというか太っ腹なイメージがあります。
平安時代のよよよ、と泣くようなお上品な歌ではなく、生命力に満ちている、それが万葉集の魅力の一つでもありますよね。
作者からの返信
歌人の名を冠したのか、そんな学説もあります。
ただ、今となっては、わかり得ないこと。
そのままに、感じるべきと思っています。