服部一期殺人事件に関する状況報告書

 ◯捜査開始日

 201■年8月25日


 ◯捜査場所

 層仁スポーツセンター


 ◯発見日時

 201■年8月25日


 ◯捜査開始経緯

 通報は朝8時半。鍵を持っていた職員が出入口の扉を開けようとしたが、施錠されていないことに気づく。不信に思い夜間警備室に電話で確認しようとしたところ繋がらない。中には入り、その日担当をしていた服部一期を探したところ、プールの水に浮かぶのを発見。警察に通報。


 ◯調査概要

 発見者■■さんは通報後、個人の判断で閉館の札を表に出す。そして経営者にである■■さんに電話。経緯の説明をし、対応を求めた。経営者■■さんは直ぐに自分が現場に向かうこと、他の職員には亡くなったことを伏せて自分が連絡をすることを伝える。

 通話後、警察官が到着。■■さんが経緯説明。その15分後に経営者が到着。事情と経緯を説明された。

 経営者の了承を得て、スポーツセンター全体を封鎖した。



 ◯捜査状況

 被害者はスイミングスクール用のプールの中央でうつ伏せの状態で浮かんでいるところを発見された。防犯カメラには黒い布で覆われていた。

 警備室で映像をチェックすると、仮面をつけた何者かがプールサイドに立っており、防犯カメラを見つめていた。

 被害者がプールに迎い移動している最中、死角に隠れる。懐中電灯を持った警備員がプールに来たところ、死角からプールの端に押し倒した。その後暴れる被害者の頭を水に沈め押さえ付ける。

 そのうちぐったりした被害者だが、犯人はそのまま10分以上その状態を維持。

 その後プールから1度引きずり出す。

 そして死体となった被害者を放置し、プールに設置してある監視カメラを全部黒い布と輪ゴムで覆い隠した。

 映像から見られる情報は以上である


 ◯捜査結果

 死因は溺死。プール側に押し倒された時についた擦り傷も発見。そして特徴的なことは両目が抉られていた。遮断された映像後に行われたと思われる。

 形状からして凶器はスプーンだと思われる。スプーンなど、犯人の持ち物は布、輪ゴム以外発見されておらず、また犯人が手袋をしていたことから指紋や皮膚などDNA鑑定できるような物は見つかっていない。

 スポーツセンター出入り口の鍵は警備員室から持ち出されており、犯人はその鍵を使って建物の正面入り口を施錠。鍵は五メートル先の茂みの中で発見された。



 ◯捜査状況

 現在捜査現場を調査。

 ・スポーツセンターの調査

 ・スポーツセンターの警備員及び職員の調査

 ・服部一期の近辺調査

 ・服部一期の鑑識及び解剖結果

 上記に関しては別紙に記載


 追記 9月22日

 8月25日の「忍野和泉殺人事件」

 9月21日の「人羅賢治殺人事件」

 上記「男性水死体殺人事件」関与の為、捜査のし直しが必要と判断。

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四川直子の報告書 貴一 @ke-1

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