基本的な座学をしましょう。(戦闘中です)

『では、次にボス戦をしましょうか』

「え!?ちょっと早すぎない!?」


まあ確かにそうかも。

けど、


『私の力があれば容易いことです。さあ、行きましょう』

「…ほんとに?」

『ええ、ほんとです』

「…わかったよ」


そして聖はボス部屋まで到着した。

扉を開ける。


そこには、巨大な蛇がいた。



『まずは先制です。魔術式を教えますので、それを発動してください』

「え、ちょ!」


魔術を発動させ、聖の脳に雷の魔術式を記憶させる。


「こ、これを………?」

『はい。その式を利用して、記憶のままに魔力で再現してみてください』

「わ、わかった」


この子には才能がある。

だから、これなら。


「できたよ」

『それに魔力を通してください』


やっぱし。


そして、聖が魔術を放つ!


バゴォーン!

と、そんな音を立てて。

まず落ちてきたのは蛇の頭だった。


「『………へ?』」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

特に何もしてないけど魔王に殺されそうになったので勇者を育てて魔王を殺そうと思います。 @kyuubi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ