第35話お屋敷ですか?
ドラグノフにつき、昨日考えていた形を思い出しながら創成魔法を使う。
自分からすごい量の魔力が出ていくのが分かる。庭を入れるととてつもない広さになる。
ベルの膨大な魔力を半分ほど持っていったころに止まった。
目の前にはとてつもない大きさの庭付きの屋敷が出来上がっていた。
「ベル様…私が思っていたより遥かに大きいのですが…」
「やっぱり考えてるよりも大きく見えるなぁ」
「あの…ベル様これは誰が管理するのでしょうか」
「あっ…どうしよう。」
本当にどうしたものかと考えていると、
「召喚魔法で呼び出したらどうでしょうか?」
「召喚魔法にそんなことができるの?」
「作ってしまえばいいじゃないですか?条件を設定できるものを。」
何故セツラが魔法を作れることを…?
セツラがどこまで知っているのかは知らないし、探ろうとも思わない。だが、魔法が作れるのだから作ってしまおうは、得策だと思う。
「よし、作ろうか。」
創世魔法を使い、条件設定可能な召喚魔法を作った。
「よし、できた。えーと条件は戦闘のできるメイドと執事かな?」
「庭師もいります。」
「わかった。戦闘のできる執事、メイド、庭師を召喚しようと思ったんだけど、魔力が心もとないから、明日にしようかな。」
「わかりました。それでは、ここはこのままにして1度公爵家に戻るということですか?」
「うん。今日はちょっと中を見て回ってから帰るよ。それと、好きな部屋を与えるから自分の好きなようにしていいよ。」
「分かりました。それではベル様の部屋の隣がいいです。」
「分かった。じゃあ、セツラのことを考慮しつつ部屋を決めようかな。それじゃあなかに入ろうか。」
花壇とかはあるがまだ植物は植わっていないので、そのうち庭師に庭園と言うものを作ってもらう予定の庭を通り過ぎ、玄関に来た。
「玄関は普通サイズですね。」
「うん。人間が通れればいいかなって思ってこの大きさにしたんだ。」
女神様?契約と違う気が…… 欲望の住人 セラ @ichika0115
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