バス運転士の仕事in異世界

設定集、解説集その1

作者です。長らく更新が途絶え申し訳ございません。

この話では各種物語の設定や用語解説を行います。

アンダレシア営業所

本作の拠点の一つ。アンダレシアと周辺の路線や貸し切り業務を担当する。敷地内に、車庫、給油設備、整備工場、寮などもある。

点呼

点呼というのは、運航管理者や管理補助者に運航に際して私も、車両も問題ありませんよ、とか今日の業務は異常ありませんでしたとか報告、確認するものだ。

運行管理者、運航管理補助者

運行管理者というのは乗務員の上司にあたる存在である。主な仕事としては、乗務員が安全に、安全に、とにかく安全に運航するのを管理することだ。他に、乗務員のシフトを決めたり、どの便にどの車両を充当するのかも決める。尚、運行管理者というのは法令で定められた運輸業なら必ず配置しなければならない存在で、運行管理者になるためには数年の実務経験を経て国家試験に合格しなければならない。本作の舞台であるアンダレシアは日本の法律が及ばない所ではあるが、安全管理の実務者を社内規定により配置しなければならないので、営業所にも規定人数配置されている。

運航管理補助者というのは管理者の補助をする者でなるには国交省認定機関で講習を受けなければならない。また国交省への届け出も必要。点呼だけはできる。補助者を数年経験して管理者試験の受験資格が得られる。

アルコール検査

運転するお仕事では必須のものである。検査機器は、市販されているものよりとても制度がよい。目安としては乗務8時間前に飲んでも反応する。会社によるがアルファバスでは12時間前から飲んではいけないとされている。