第一章・堤防で釣りをしよう・その六

「もう泣くなよ、エイヒレ焼いてやっからさ」

「泣いてないよ!」

「ベソかいてるだけだよね~」

 私服に着替えて釣り道具を洗ったあと(八尋やひろはショックにより不参加)、三人は部室のテーブルを囲んで、釣ったばかりの魚を調理する小夜理さよりを待っていました。

 いえ、正確には小夜理の作る料理を待っていました。

 オンボロ部室小屋は建物だけでなく備品までオンボロで、もちろんエアコンなんてありません。

 旧式の扇風機があるだけです。

 テーブルも椅子も古くガタガタと不安定で、そこにあゆむがカセットコンロをドンと置くと、おもむろに干物を焼き始めました。

「なにそれ?」

「だからエイヒレだって。こないだ釣ったアカエイをタレにけて干したもんだ」

 火をつけたコンロにサビだらけの焼き網を置いて、その上に小さな干物を並べると、パチパチと音を立てました。

 香ばしいにおいが小屋中にただよいいます。

「エイって、あのたこみたいな魚?」

 トビエイ目アカエイ科アカエイ。サメの親戚で軟骨魚類の一種です。

「知ってる~、人面魚だよね~? 宇宙人みたいなやつ~」

 それはおそらくガンギエイでしょう。

「確か尻尾に毒があるって……」

 エイは見た目こそ可愛いといえなくもありませんが、尻尾に一本から三本の肥大棘ひだいきょく(トゲ)があって、強力なタンパク質毒を持つ危険な魚です。

「トゲはプライヤーでぶった切った」

 ワイルドにもほどがあります。

「ちなみに身は唐揚げにして食った」

「おいしいの?」

「サメの仲間は大抵うめぇ」

 特にアカエイは、エイの中で最もおいしいといわれています。

 八尋も食べてみたくなりました。

 大きそうなので釣ってみたいとも思いました。

「本当はホンオフェに挑戦したかったんだが……」

「そんな危険物の密造は絶対に許しません!」

 揚げ物と焼き魚を同時進行している小夜理が、背中越しにクギを刺しました。

「たかだかくさや・・・の五倍じゃねぇか」

「なにが五倍なの~?」

におい」

「……………………」

 八尋はホンオフェもくさやも食べた事がないので、想像もつきません。

 でも、きっと爆弾みたいな料理に違いないと思いました。

 小夜理の嫌がりようからして、部室小屋が吹き飛ぶような悪臭に違いありません。

「そのホンオフェって、どんな料理なの?」

「朝鮮半島の料理だ。エイを丸ごと壺に入れて、暗い場所に十日ほど置く」

 本来は人面魚ガンギエイを使いますが、アカエイでも作れます。

「……それから?」

「刺身にする」

「それ絶対腐ってる!」

「腐敗じゃねぇ。発酵だ」

 人間が食べたり工業に利用できる発酵は、腐敗とは呼びません。

 ホンオフェは菌を使った発酵ではなく、化学変化による加水分解。

 紅茶のように酵素による酸化発酵など、発酵には様々な種類があるのです。

「それ漫画で見た事ある~」

「漫画のネタになるほど臭いの⁉」

「だからくせぇって言ってんだろ。体内の尿素がアンモニアに変化して、ワールドクラスの爆臭料理になるんだ」

 軟骨魚類は体液の浸透圧調整のために、体内に尿素を蓄積しています。

 これが徐々にアンモニアへと変化して、強力な殺菌効果を発揮するのです。

 刺身なのに保存食。

 恐るべき発想、人類の英知です。

「どれくらい臭いの~?」

「シュールストレミングの次に臭ぇ」

 テレビ番組でも頻繁ひんぱんにネタにされるスウェーデンの缶詰、シュールストレミング。

 世界で最も臭い発酵食品で、食卓に上がるバイオテロの筆頭です。

「銀メダルだね~」

 風子ふっこはなにも考えずに心の中で【いいね!】を連打しました。

「アジア大会なら金メダルだな。あと刺身としちゃ世界一臭ぇ」

「それって校内でやったら通報されるんじゃない?」

 無責任な風子を尻目に、八尋は真面目に最悪の結果を予想していました。

きっと学校中がパニックになります。

 体に臭いが染みついて、洗っても消えないかもしれません。

 それどころか部室小屋に何年も臭いが残って、釣り研部員に末代まで受け継がれる恐ろしい呪詛と化すであろう事は、想像に難くありません。

 もちろん八尋たちも生物災害の残滓ざんしで学校の嫌われ者ベスト4間違いなし。

 一歩間違えば、このオンボロ小屋で致死性のBC兵器が作られるところだったのです。

 八尋には歩の顔がマッドサイエンティストに見えてきました。

「でもうめぇらしいぞぉ?」

 歩は世界を滅ぼす発明をした博士みたいな表情で、悪魔的な誘惑をしました。

 ちなみにホンオフェは、発酵が進みずぎると強烈なアンモニアで口内を火傷やけどします。

 邪悪な発明には危険がともなうのです。

「作ったらこの部活入らないからね。入ってから作っても退部するよ?」

 悪魔のささやきを振り切って、八尋は断固拒否の決意表明をしました。

「わたし食べたい~」

 無責任な風子は誘惑に負けたようです。

「よし今度釣れたら作ろう!」

「やめてーっ!」

 小夜理さんが悲鳴を上げました。

 歩にはなにか前科でもあるのかもしれません。

「ほら焼けたぞ」

 焼けたエイヒレを渡されました。

 火傷しないようにキッチンペーパーでくるんであります。

「あつっはふっうまっあふっ……」

 早くもかじりつく風子。

 歩もげたところからバリバリと食べ始めました。

「八尋も食えよ」

「うん、いただきます……熱っ、はふっ、もふ……これおいしい」

 めば噛むほどスルメみたいに味が出ます。しかも軟骨や筋の食感はコリコリ。

「泣いたカラスがもう笑った~」

泣いてないよふぁいふぇふぁいふぉ!」

 八尋は食べるのに夢中で、うまくしゃべれません。

「歩! お茶のヤカン吹いてるわよ!」

「おおっ、すまんすまん」

 歩がキッチンからヤカンを持ってきて、魚の名前が並ぶ寿司湯飲みにお茶を注ぎます。

「エイヒレは酒のツマミと相場が決まっちゃいるんだが、なにせ俺たちゃ未成年だ。ほうじ茶で我慢してくれ」

「いえお構いなく」

「麦茶熱いけどおいしい~」

「ほうじ茶って言ってるじゃん」

 八尋も湯飲みに口をつけてハフハフと少しづつ飲みます。

 エイヒレの脂をお茶で洗い流す感覚がたまりません。

 これは止まらなくなりそうです。

 汗も止まりません。

「キュウセン焼けたわよ!」

 小夜理は他の料理と同時進行なので、誰かが取りに行く必要がありそうです。

「待ってたぜ!」

 歩がいまや遅しと立ち上がりました。

「ハゼはもうちょっと待ってね。ご飯いる?」

「俺とマキエはここで夕食だけど、おぇらはどうすんだ?」

「ぼくたちは……」

「食べる~!」

 風子が即決してしまいました。

「家に連絡するね~」

 スマホを出してメールを打ち始める風子。

「ちょっと姉ちゃん、帰ったらお寿司だって……」

「こっちの方がおいしいよ~?」

「う~ん……」

 八尋はちょっとだけ迷いました。

 確かに塩焼きはご飯で食べたい。

「そうだね。じゃあ、いただきます」

 迷いはしましたが、結論は最初から決まっていました。

「それなら野菜も揚げた方がいいわね。歩、キュウセンをお皿に盛ってちょうだい」

「オッケー、任せろ」

 歩がコンロのグリルから塩焼きをお皿に移します。

「あれ? 2匹だけ?」

「グリルが小せぇからな。へいお待ち!」

「うわぁ……」

 待ちに待ったキュウセンの塩焼きがやってきました。

「ぼくが釣ったのはこっちだね」

 もう一匹とほとんど変わらない大きさですが、なぜか八尋には一目でわかりました。

「よくわかるね~」

「普通は慣れねぇと区別つかねぇんだけどな」

「わかるよ。ぼくが初めて釣った魚だもん」

 包丁で入れた切れ目や焦げがあっても、八尋には模様や顔つきで判別できました。

 もちろん他の魚はまったく見わけがつきませんが、このキュウセンだけは特別です。

「ご飯はこれだ!」

 大型のオンボロ炊飯器がコンロの隣にドカンと置かれました。

「あれ? これ下半分が……」

「ガス炊飯器だからな! なんと昭和生まれだ!」

 上下分割式で、下半分はガスコードの長さしか移動できません。

「ええっ⁉ 大丈夫なのこれ⁉」

ったりぇだろ! 日本製品めんな!」

「こんなの生き残ってたんだ~」

 教科書でしか見た事のない骨董品です。

「田舎じゃけっこう使われてんだぞ。あとまだ生産続いてるし新型も出てる」

「まだ作ってるの⁉」

「電気よりこっちの方がうめぇって人は多いぞ」

 歩が炊飯器のふたを開けると、炊きたてご飯のいい匂いがしました。

「メシ食うのに理屈はいらねぇ。とにかく食え」

歩がどんぶりにご飯をよそいます。

「いやこんなに食べられないから! お茶碗でいいから!」

 八尋は小鳥のように小食で、しかも食べるのがとてつもなく遅いのです。

「わかった。ただし四杯は食え」

「二つでじゅうぶんですよ!」

「四つだ」

 そのコントはデッカ丼でやって欲しいです。

「映画ネタはいいから早く食べようよ~!」

「わかったわかった。八尋は茶碗だな」

「わたしドンブリ~。山盛りでお願い~」

「よっしゃよっしゃ! 風子は将来でっかくなるぞ!」

「やった~!」

とっくに手遅れですが、人間は希望がないと生きて行けません。

「二人ともエイヒレは終わったな? じゃあ食うか!」

「いただきま~す!」

「いただきます」

 目の前のおいしそうな塩焼きにはしを伸ばして、焦げた皮を裂いて身をすくい上げます。

「うわっ、ホクホクだ……」

 感触はアジの開きと大差なく、においもそれほど違いを感じません。

「食ってみろよ」

「う、うん……」

 湯気を上げる塩焼きを口に入れると、やはり食感もアジと大差ありません。

「…………ん?」

 口内いっぱいに広がるいその香り。

 あぶらと微妙な苦味が混ざり合って、舌が踊り出しそうです。

「なにこれ⁉ サンマやアジと全然違う!」

「キュウセンはエビやカニなんかの甲殻類も食うが、巻貝まきがいも好物なんだ」

 言われてみると、このクセのあるかすかな苦味はサザエのきもに近い気がします。

「焼き魚は食ってるもんで味が決まる」

 刺身の場合、タイの仲間はタイっぽい味が、アジ科はアジっぽい味がするものですが、魚によっては焼くとエサにしている生き物の味が引き立って、より個性が出るものがあるのです。

「おいしい! こんなの食べた事ないよ!」

「おもしろ~い!」

 風子も気に入ったようです。

「あと、こいつは関西じゃ高級魚扱いだが、関東じゃ市場に出回ってねぇ」

「スーパーや魚屋では買えないの?」

「少なくとも磯鶴じゃ見かけねぇな」

「それって……そっか、自分で釣ればいいんだ!」

「そーゆー事! 他にもヒメジやイソギンポとか、堤防は魚市場でも手に入らねぇ珍しい食いもんの宝庫だぜ!」

「こんな魚が他にも……⁉」

「食べた~い!」

 自分で釣らないと食べられない魚……。

 八尋は魚料理があまり好きな方ではありませんが、釣りをすれば好きになれる魚を探せるかもしれないと思いました。

 実際、いま食べているキュウセンは、おいしくて箸が止まりません。

「そうだ、ご飯……」

 魚の脂と塩分でいっぱいになった口の中にご飯を詰め込むと、唾液で糖化されたデンプンの甘味が引き立って咀嚼そしゃくが止まりません。

「堤防だけじゃねぇ。テトラポットの隙間を狙ってもいいし、この辺りにゃ砂浜やいそもある。カサゴやアカハタだって釣れるんだぜ」

 テトラポッドはコンクリート製の消波ブロックの一種で、その隙間には多くの魚がんでいます。

 釣ってよし食べてよしな魚が手に入る、人気の釣りスポットなのです。

「ハタって確か高級魚だっけ~?」

「刺身もいいけど鍋が最高」

「鍋…………」

 八尋の脳内に、みんなでコタツを囲んで鍋料理をかき込む空想が広がります。

「…………暑そう」

 真夏に想像するものではありませんでした。

「夏場はやっぱナメロウだな。アジとか小魚をきざんで、ネギやショウガを混ぜて食うんだ。飽きたら焼きサンガにしてもハンバーグみてぇで旨ぇ」

 歩の言葉に食欲を刺激されて、稲庭姉弟ののどがゴクリと鳴りました。

「そういえばさっき小夜理さんが、ナメロウがどうのって言ってたね」

「それは忘れてくれ」

 なにかあったら叩いてナメロウにされる運命の歩です。

 そして焼きサンガにされてしまいます。

「てな訳で……うちの部に入ってみねぇか?」

 未知への冒険と食の誘惑。

 もうあらがえません。釣ってみたい。食べてみたい。

 まだやった事がないけど、さばいてみたい。

「…………わかった、入部する」

「わたしはもう入るって決めてるよ~」

「決まりだな! 明日までに入部届け書いて、始業前に職員室で集合だ!」

 用紙は先ほど歩にもらいました。

 転入前に入部を決めたのは幸か不幸か。

 少なくとも新人を奪われた他の部がくやしがるのは間違いありません。

「ハゼがったわよ」

 小夜理が天ぷらを持ってきました。

 キッチンペーパーをいたザルに、山盛りのハゼが乗っています。

「そんなに時間なかったはずなのに……」

 数十匹もいるハゼから頭と内蔵を取って、開きにしてから揚げるのは大変そうです。

「マキエん船宿ふなやどなんだ」

「船宿?」

「客を一晩泊めて早朝に釣り船を出す、簡易宿泊施設みてぇなもんだ。客が釣った魚を三枚おろしにする事もあるから、板前としてもプロ級なんだぜ」

「プロ級ではなく本職です! 調理師免許も持ってます!」

 調理師免許は中学校卒業者で、試験に合格すれば取得できます。

 試験には五年以上の調理業務経験が必要ですが、船宿で育った小夜理には障害ですらありません。

「写メ送ろ~っと」

 歩と小夜理の漫才なんてどこ吹く風、スマホで料理の写真を家族に送る風子でした。

「そうだ、今度、八尋に魚の捌き方を教えてやっちゃくれねぇか? 入部したら、もう関係者だろ?」

「それはいいですけど、歩だって捌けるじゃない」

「俺がやると大雑把おおざっぱな漁師メシになっちまうからなぁ」

「そういえばイトヨリを丸齧まるかじりしてましたね」

 イトヨリダイは南方系の魚ですが、相模湾でも釣れるのです。

「なんか小腹空いちゃってさぁ。ちゃんとウロコと内臓取ったし、いいじゃねぇか」

「野蛮すぎます! せめてブツ切りにしてください!」

「ブツ切りで齧るのも、じゅうぶんアバウトだと思うよ……」

 などといいながらも、なんだか食べてみたくなる八尋でした。

「キュウセンの残りお待ち!」

 歩と小夜理の分が焼けたようです。

「ねえ早く天ぷら食べようよ~!」

「おっとそうだった。せっかくマキエが揚げたんだし、冷めねぇうちに食おうぜ」

「このお醤油~、なんだか色がうすくない~?」

 ザルの周囲には、ピンクの塩を盛った小皿と、複数の醤油皿が並んでいます。

魚醤ぎょしょうだ。カタクチイワシを一年浸けた【いしる】と、イカの内臓を浸けた【いしり】。どっちも俺の手作りだ」

 塩辛の延長みたいな大雑把な料理は、歩の得意分野なのです。

 ちなみに食材を入れたびんを船底に転がしておけば、熟成期間を半分に短縮できます。

「すごいね……」

 もっとも歩は我慢できなくなって、熟成中に塩辛として半分食べてしまったのですが。

「話なが~いから、お先にいただきま~……っふ、あっふもっふ熱い~!」

 流れを無視して真っ先に食べ始めたのは、やはり風子でした。

「そうだな。いただきます」

 歩が背筋を伸ばして、改めて合掌します。

「じゃあぼくも……はふっはふっ」

 揚げものは熱いうちが一番おいしいのです。

 身は白く、よく揚がっているのか、尾ビレの先までバリバリ食べられました。

「……お蕎麦そば屋さんで食べたキスみたい」

「似たような場所で似たようなもん食ってるからな」

「なに食べてるの~?」

「甲殻類や多毛類」

「はっふ……多毛類?」

「さっきジャリメ見ただろ?」

「むぐうっ⁉」

「あはははは八尋むせた~!」

 それでも八尋は、口の中のハゼを気合で飲み込みました。

 釣った以上は、殺してしまったからには、最後まで食べるのが供養と思ったからです。

 尾ビレがのどに引っかかったので、ご飯とほうじ茶で流し込みました。

「よしよし、いい根性だ」

「吐いたら入部をお断りするところでした」

 入部テストだったようです。

「うっぐ、危なかった……」

 慌てて飲み込んだのでゲップが出ました。

「魚って結構グロいの食ってるもんだぞ。豚やニワトリだってミミズ穿ほじくるんだぜ?」

「知ってる。ちょっとびっくりしただけ」

 人間だってじゅうぶん悪食あくじきです。

 魚の事は言えません。

「見た目がアレなほどうめぇもんだしな。畑の肥料だって昔は……」

「その話はもうやめましょ」

 小夜理がお玉を構えて歩を牽制けんせいしました。

 これ以上言ったら叩いてナメロウにすると目で語っています。

「おおこえぇ怖ぇ」

 歩が反射的に防御の構えを取ったので、日常的にその手の話をしているのと、そのたびに小夜理に叩かれているのが見て取れます。

「八尋、考えたら負けだよ~?」

 風子ならジャリメだって平気で食べそうです。

 八尋はジャリメをラーメンのようにズルズルとすする姿を想像してしまいました。

「ちなみにゴカイの仲間にゃ、産卵期になると生殖器を切り離して、海面にウジャウジャくのがいるんだ」

 隣に座っている小夜理が、すかさずお玉を構えます。

「バチヌケっていってな。生で食うと牡蠣カキみてぇにうめぇらし……あいたっ!」

 カコンッ! と、いい音がしました。

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