呪い殺されそうだけど、なぜか楽し過ぎる世界
そこは深夜の校舎(見知らぬ場所)です。周りには中学時代の友人が三人。その校舎には地下があるのですが、水没しています。友人達はそんな地下へと潜っていきます。それを追っていくと鉄製の扉があり、開くと長いトンネルが続いていました。泳いでいくと、もうひとつの世界に繋がっていました。そこは見た目だけならば前の世界と同じなのですが、常に雨が降り続いており、謎の存在がいます。謎の存在は見える人と見えない人がおり、見えてしまうと呪い殺されます。すでに友人の一人は死んでしまいました。そして自分も見てしまいます(窓を通してのみ見ることが出来、人影のような曖昧な存在です)。するとそれを知った図書委員の少女(知らない人)が元の世界に帰るようにと訴えてくるのですが、断ります。何故なら、殺そうとしてくる存在がいることに楽しさを感じているからです。それはもう、とてつもなく楽しいのです。だから帰ってなるものかと車を盗み、謎の存在から逃げるために友人と共にドライブへ。途中、コンビニに立ち寄って週刊少年漫画雑誌を立ち読みしたりします。そんな自分に対し、ずっと図書委員の少女は帰るようにと迫ってくるので、呪いはいつでも解けるし、元の世界にだって戻れるから放っといてくれと言い返したところで目を覚ましました。
ホラーのような序盤からの、なぜかわくわくした終盤。
人の脳内って楽しいよねって話。 田辺屋敷 @ccd
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