第6話 何でこんな備忘録を書いたの?
本備忘録で冒頭に触れました「何でこんな備忘録を書いたの?」という問いにお答えします。
これまでにいくつかの、公募用長編小説を書いてきました。
しかし、いまだに小説の書き方というものが分かりません。
いや、この言い方は適切ではないですね。
というより、一本の長編小説を書き終わると、書き方をきれいさっぱり忘れてしまうんです。
これは自分だけの症状なのか分からないんですが……
つい数か月前にやっていたはずの構想、プロットの組み立て、下書き作業、それら全部が記憶からデリートされてるんです。
創作日記は残ってるんですが、どういう思考過程で作っていったかが全く思い出せない。
結局、新しい作品を書くときは、ゼロから執筆指南書を読み返しています。
さすがにこれじゃ、無駄が多すぎるだろうと思い、今回このような備忘録を書き記した次第です。
何でその対象が短編なのかというと、構想がそのままの形を留めて作品になっているからです。
長編の場合、構想がそのまま形として小説になったケースは一度もありません。
少なくないアクシデントや、修正が連なるため、備忘録を記しても実用性に欠けます。
また、今回の「X→LIST+」新曲ストーリー原作企画は、ネタ切れ状態からのスタートでした。
すなわち、創作開始時の状態としては最も再現性があります。(←縁起でもないことを言うな)
そんなわけで、本備忘録は完全に「次の作品を作るため」に記したものでした。
これを糧とし、皆さんに楽しんでもらえる作品をお届けできるよう頑張ります。
それではまた次の作品でお会いしましょう。
「メル・アイヴィーと黒チョーカー」製作備忘録 神岡鳥乃 @kamioka-torino
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