「君は手が歩くのを見たことがあるかい?」不思議な表情をしたファンタジー

何度、読み返しても不思議な感じがとまらない、そんな作品。

「手」が軽やかに楽しそうに駅のホームを歩き回っている。
「手」とは、ここで語られる「手」はきっと、何かのメタファーなのだろうと思うけど、考えるよりも、楽しそうに語りかけてくる声が聞こえる気がします。
多忙に潰されそうな毎日の片隅で、「明日お休みしようか?」って「手」が笑ってる気がする。そう、感じませんか?